MVNOの日本通信(b-mobile)とVAIOが君で、来年からスマートフォンを販売するという記事。最初、ちょっと意味を勘違いしていて、SONYのXperiaとb-mobileが提携するのかと思ったんですよね。XperiaはSONY本体だけど、最近調子が悪いからVAIOへ移管して協業するのかと思ったら、そうじゃないんですね。で、製品ラインとしては、原稿のリッチなキャリアー端末と、コスト重視の格安スマホの間を狙うと言っているけれど、正直どうだろうか。確かにどちらにも不満のある購買層は存在すると思うけれど(自分もそうだけど)、ビジネスとしてフライするだけのデマンドがあるかどうかちょっと疑問。
今キャリアーの端末だと5万円から上くらいでしょうか? 格安スマホだと1万から2万円位? となると3万円前後の価格でそれなりの機能を盛り込んだものを作るという話になるわけですが、何を残して何を外すのだろうか。個人的には、FeliCa/NFCが入っているなら乗っても良いけれど。
一つ疑問なのは、VAIOが作るのは良いけれど、マーケットとして日本市場しか想定できないので、台数的にはせいぜい数万台の規模だと思うんですよね。それでペイできるだけの物を作る事が出来るんだろうか。VAIOと言うブランドだけでは厳しいと思うんですよね。それと、今のVAIOの組織だけではスマートフォンを作るだけの人材も足りないだろうから、ODMで持ってくるんだろうか。その場合、独自性を出せば出すほどコスト高になってうま味が減るわけだから、ちょっとビジネスモデルが見えないんですよね。
来年早々には詳細が発表されるそうですけど、それを観て乗り換えるのを考えるのも良いかも。
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