2014年12月6日

着ぶくれの季節

毎度お馴染み「金曜日の新幹線シリーズ」。今週は木曜日に出かけて一泊、翌金曜日の夜に戻るパターン。先週までは、まだ暖かくて上着はブルゾンを着ていればそれ程「寒い」という感じも無かったのが、今週に入り急に寒波がやってきて、今週は真冬用の防寒コートを着用して出かけることに。この時期、この「コート類」が新幹線乗車では一寸難敵です。車内はちゃんと暖房が効いているので、中に入ると脱ぐわけですが、その置き場に困ってしまう。例えば終点の東京まで行くのであれば、棚の上に置いてゆっくりしても良いけれど、自分のように途中の新横浜で降りる、浜松で降りるとなると、忘れてしまうことも考えられるので、手元に置くかコート掛けに掛けておく必要があります。

このコート掛け、これまでのブルゾンなんかは薄手の生地なのでそれ程邪魔にならないけれど、今回の様に防寒素材の入った少し厚みのあるコート類だと場所的に嵩張ります。前の座席のテーブルを出すのも鑑賞して一苦労。勿論、そう言うコートを脱ぎ・着る時も狭い場所でじたばたしないといけないから大変。朝は、まだ隣の席が空席だったので楽に脱いで掛けることが出来ましたが、静岡から隣の座席も埋まり、そのままコートは手に持って通路に出て、乗車口の前で袖を通しまし他。帰りは新横浜乗車で、既に車内は立っている人も居るくらいの混雑具合。通路側の席にも女性が座っていたので、自分の座席一つ分の狭い中で腕や体をくねらせながら脱ぐのは大変でした。

今のところ新幹線の駅って全て屋外型のホームだと思うんですが、これが地下駅になれば駅構内も予めそれなりに暖められるでしょうから、事前にコートを脱いで乗車し、外に出てからゆっくり着ることが出来るようになるんでしょうね。そう言う意味では、リニアの駅は地下駅が多そうなので冬には楽かも。

新幹線は、まだ脱いだり着たりする余裕もあるし良いのですが、私鉄や地下鉄やJRの在来線などはそんな余裕は無いので、着たまま乗車して暫くそのまま乗ることになります。これが混雑している時なんかは暑くなって汗をかいたりして、そのまま外に出ると冷たい空気で一気に汗が冷えて寒くなり風邪引いたりするという悪循環が。昔は、冬なれば屋内であってもそれなりに寒かったのが、最近はどこに行ってもしっかり暖房が効いているから、室内用には薄着になる分外に出る時には厚着しないといけなくて、そうなると厚手のコートやダウンを着用すると、しっかり暖房の効いた車内では冬なのに汗だくになる事があります。なんか矛盾している気もしますが、それが時代なのかも。

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