昨日も取り上げた新語・流行語大賞。なんで「集団的自衛権」が流行語なのと不思議だったんですが、同様にこの話題を取り上げているあちこちの書込やサイトを見て納得。選考委員がね、アレな人達ばかりだから。で、「『集団的自衛権』『ダメよぉ~、ダメダメ』と並べたら最高とはしゃぐ、某ジャーナリスト参議院議員とか、某政党元党首とか、端から見ていてみっともないというか、しょうも無いというか。その程度の事しか言うことは無いのかと小一時間。
昨日から選挙戦が始まり、早速メディア各局は各党首脳を集めて党首討論とかの特集をしているけれど、野党が与党の批判しかし無いのは、まぁ立場上仕方ないとしても、その内容が酷すぎますよね。兎に角消費税反対、アベノミクス失敗と言っていれば世の中は受け入れてくれると思っている感じ。
消費税に限らず税金は出来るだけ少ない、あるいは無いのが望ましいけれど、産油国のような天然資源が有り余っているとか無ければそんなことは無理なわけで、社会基盤の維持整備のためには仕方ないもの。ただ、取り方のみ議論されていて使う方が余り議論されないのも問題。今一番税金で支出されているのは、社会保障や医療費などなわけで、本当はその部分もしっかり改善しなきゃいけないはず。よく言われる、非正規で働くよりも生活保護を受けた方が楽というような仕組みでは誰も仕事をしなくなるわけで、そういう所をチャンという政党が無いのは残念な限り。勿論、それ以外の部分での無駄な経費も無くさないといけないけれど、先ずは1番大きな部分を少しでも改善させれば、その他の小さな無駄を幾つも無くすよりも効果的なわけですから。
アベノミクスへの批判に対しても、確かに「第三の矢」と呼ばれている、構造改革が進まず、経済回復が遅れているのは事実だけど、じゃぁこれを否定するならば、どの時点に戻れば、あるいはどうすれば良いのか誰も言わない。少なくとも民主党時代よりも、社会的には上向いている感を感じるんですけどね。その最大の理由は、デパートやモールの人手が増えていること。以前は、週末に行っても結構好いていたけれど、今は平日週末それ程替わらない人手で、先ずは一の流れが出来てきたことが上向きを感じる最大の理由。勿論、だからシャッター通りが無くなるかとか、地方は未だに不景気のままだとか、意見は色々あるけれど、悪くなるときは一度にまとまって落ちるけれど、良い事はすこしずつにしか来ないものですし。
産業構造が大きなピラミッド形式になっている以上、大企業から順番に下に景気が下がってくるのはある意味仕方の無いこと。それが嫌なら、小さな企業同士でも協力して、大きな勢力になるしか無いんですよね。別に合併とか買収とか出なくても、今のネットワークを利用して緩やかな共同体を作ると言う方法は効果的じゃ無いだろうか。そう言うのって、待っていても出来るわけじゃ無くて、やっぱり自ら手や足を動かして頭も使って頑張る人が、どんな時にも成長できる唯一の人だと思う。下らない言葉遊びをしていれば良いだけの政治家との大きな違いですよね。
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