2014年12月10日

スカイマーク、今度はANAと提携話

A380のキャンセル等による業績悪化のために、提携先を模索しているスカイマーク。JALとの提携を進めていたようですが、諸般の事情から反対が大きく、今度はANAとの話しを進めるらしい。座席販売数確保のために、提携なり共同運航がスカイマークにとってメリットあるのは分かるんですが、対するANAや、JALにしても、彼らにはどんなメリットがあるんだろうか。羽田便の座席数確保できること?

例えば自社便が飛んでいない路線で、他社との共同運航をして仮想的に自社の路線網を拡大させるのは良く理解できます。でも、既に自社便が飛んでいて、それも繁雑に飛んでいるような羽田-札幌、-福岡、なんていう路線ではメリットがあるんだろうか。座席を買って貰えるスカイマーク側は嬉しいんだろうけど、ANA側にとってはそれ程大きなメリットは無さそうな気がするんですけどね。すでにAirDoとか何社とも提携していて、さらにスカイマークまで背負い込んだらオペレーション的に面倒な気がするんですけど。

A380のキャンセル料は、前払い金を諦めることでなんとか終息して、最悪の状態は回避できたけれど、まだまだ道のりは遠そうですね。

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