2014年11月12日

ThinkPad Tablet 8 (8) - 可搬性と保持性(?)

ちょっと間が開いてしまいましたが、再びTablet有りの生活に戻っています。取りあえずSFO旅行中の日々は除いて、Tablet生活14日目、としておきます(笑)。旅行には持っていかなかったTablet8ですが、一週間とはいえ「Tablet生活」に馴染んでいたので、正直「ちょっと使いたい」という瞬間は何度かありました。ただ、必須と言うほどではまだ無かったけれど。帰国してから暫くは、実は旅行の後片付けや週末の試合等もあって、取りあえず日数計算的には「14日」としましたが、実際は旅行前の「7日」からせいぜい1日2日程度しか弄っていません。

実は週末の試合は関西での開催で、途中の記録アップや試合後の結果アップ、さらには移動中の新幹線内での時間潰しに持参しようかと思いました。ただ、当日の天候が雨であまり外で電子機器を使う環境で無かったことと、新幹線内でと言ってもそれ程ずっと使うわけでは無いので持参しませんでした。それはそれで問題無かったけれど、それでもあの小型の本体一つならカメラ鞄のどこにでも滑り込ませることが出来るので、持っていっても邪魔にはならなかったかなと今は思っています。それに往路の新幹線はN700系車両で新大阪までは車内Wi-Fiが利用可能だったので、尚更時間潰しには良かったかな。バッテリーも十分一日使用するには持ちますし、ノートブックPCと比べれば鞄のどこにでも入る薄型小型の筐体なので、使う予定は無くても常にどこかに入れておくのは有りかもしれません。ただその為には自宅においているときには常に充電しておかないと、いざって言うときに直ぐに持ち出して出かけられない点は注意が必要ですが。

この、「薄型で鞄の隙間にスルット入れられる」と言うのは凄く重要な要素だと感じていて、以前のパソコンなんかも「Ultrabook」でかなり薄くなりましたが、どうしても最厚部は10mm以上の厚みが出ます。それがTabletだと数mmで済むわけですから。以前のノートブックは2cmとか3cmとかが普通で、鞄の中にその為の空間を作らないと入らなかったのが、ウルトラブックになりちょっと隙間があれば「押し込める」くらいになりました。そう、「押し込める」くらいに。それがTabletになると、隙間が無くても「入る」ように。この差は大きいです。

で、可搬性は大幅に向上したものの、それまでの「ノートブック」は机なり膝の上なりに置いて使うから全体の重さが軽くなれば使い心地は良くなるのに、Tabletは片手で保持して使うために、重量的にはよっぽど軽くなっているのに、この8インチクラスでも片手で端を持って使うのはちょっと大変。そうなると、掌の上に本体を置いて、親指を表に、それ以外の指は裏側から支えて挟むように持って使うわけですが、これがちょっと辛い。スマホ程度なら反対側にまで指が届くから保持するのも楽なのに、タブレットではせいぜい半分くらいしか指が届かず、だから斜めに持って画面を見たりしていると、最初は問題無くてもジワジワと重さが効いてきます。最近一寸発見したのは、丁度文庫本を片手で開いて読むように、親指と小指を画面側に出して、間の指三本を裏側に回して本体を保持して画面をみるようになったこと。重さ的にはハードカバーの書籍を開いて読む感じでしょうか。厚みはタブレットの方が薄いから良いけれど、それでも大変。Sumsungが湾曲画面のスマホを出してきたけれど、8インチクラスで湾曲した画面のタブレットだと、この持ち方にぴったり合うかも。ただそうなると、鞄に入れるときに余計な隙間が出来て具合が悪そうですね。

iPadのオプションカバーで、裏側に手袋みたいな部分があって、カバーをiPadにつけて片手をそこに入れて保持するものがあったと思いますが、あんな大げさなもので無くても良いから、何か裏側に指とか手を固定出来る仕組みが有ると、片手で保持していても疲れず使いやすい感じになるんじゃ無いかと。Tabletになって「可搬性」の問題は解決されたけれど、今度は使用時にどうやって保持するかという「保持性(?)」の問題が出てきたように感じます。(続く...)

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