2014年11月30日

意図的な隠蔽?

所謂「慰安婦問題」に関して、米国政府が2007年に実施した調査結果が、実は「証拠無し」であったという記事。最初、2007年から開始していた調査結果が出たと言う記事なのかと思ったのですが、そうでは無くてすでに2007年に米国政府として「証拠無し」という結論が出たにもかかわらず、当時の委員長代行の「失望」という意図が垣間見られる発言とか、影でこの問題を拡大させている中華系団体への配慮など、正直憤りを感じる内容も記事には書かれています。

日本だけで無くドイツの戦争犯罪についても調査しているわけで、その内容をどの様に扱うのかは調査主体の米国の意思ではあるけれど、7年前に8年物年数とそれなりの人出・お金を掛けて調査した割には、何故これまでそのことが全くと言ってよい位外に出てこなかったのか、凄く不思議です。何らかの公開なり発表なりはしないのだろうか。先の「失望」発言では無いけれど、調査主体の意図にそぐわない結果であったために、そのまま闇に葬ったと言うような印象を受けてしまいます。

ここ10年くらいの間に、所謂「慰安婦」の強制性と言う話は、「女性の人権」という話に軸足を移しつつ生き残りを画策している印象があるんですが、それなら現状ですら売春ビジネスを世界中に輸出しているあの国とか、女性どころか一般国民の人権すら危ういあの国とか、どう言い訳できるのだろうか。さらに、日本の戦争行為自体が悪いと言われるけれど、確かに争い事を起こした責任はあると思います。ただ、「日本の侵略行為」と言うけれど、日本が進出した東南鯵には、タイなど極一部の地域を除いて既に欧米諸国が植民地化していたわけですし、さらに日本の終戦後日本に奪われたそれらの植民地に再び欧米列強は進出していき、それが東南アジアの独立へと課題していったわけです。日本のアジア進出が咎められるなら、其れ以前にもそれ以後にもそれらの国を植民地化していた欧米列強に対しての非難はないのだろうか。

そう言うことが過去にあっても、某かの折り合いを付けてお互いに許し合うのが「近代社会」だと思うのに、それを卓袱台返しをして、さらには捏造までして騒ぎを大きくしている輩が居るから困るんですよね。丁度、そのうちの一つは別件で世界的な注目を浴びていて、旗色の悪い中ますます墓穴を掘りつつあるわけで、個人的にはその国の異常性をこの機会に世界中に自ら宣伝してくれればと切に思ったりします。正しいことを主張するのでは無く、単に自分の思い通りにしたいという「我が儘」だけなんだもん。それだけでも迷惑なのに、さらにお金と力を持ったもっと我が儘な奴がさらにその後に控えているというのが、何ともやりきれませんね。

今回の記事の中心になっている、アメリカのジャーナリスト、Michael Yon氏がこれからどう言う活動をするのか分からないけれど、彼のFBなんかを見ていてもどの内容の記事についてもFair印象を強く受けます。間違ったことがあったならば、それはちゃんと指摘してもらって全く構わないけれど、冤罪というか言われ無き疑義はちゃんと反論しないと。それが世界標準、Global Standardというか当たり前のことなんですから。

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