2014年11月29日

政治資金

総務省が発表した、2013年の政治資金収支報告書。気になる事柄が二つ。

一つは民主党の資金で、繰越金が174億円余りと、収入の倍以上あること。その殆どが過去に至急された政党交付金なわけですけど、政党交付金=税金なんだから、その年度で使い切れなかった分は返還させないと。勿論、例えば本部ビルの取得・建設とか、何年かがかりの大きな支出が有るなら、事前に届け出制にしてその範囲での繰り越しのみ許すとか。で、その計画が流れたら、その分の繰越金も返還させる、と。民主党は良く自民党のお金の件を批判するけれど、この一件を見ても自分達だって結構グレーな気がする。

もう一つは共産党。2013年は自民党がトップですが、それまでは一番の高収入政党なわけで、しかも政党交付金を受け取っていないのに。約225億円の収入のうち200億円近くが政党機関誌の購読料などの「事業収入」と記事では書かれているけれど、政党の事業収入ってなんだ? 共産党の場合「しんぶん赤旗」の購読料と言う事なんだろうけど、その場合の税金とかどうなっているんだろうか。お寺が保育園を経営するように、無税ってこと? 勿論、他の政党も同様の事業収入があるだろう事は推測されるわけで、例えば自民党は総収入233億円に対して政党交付金は半分を超える150億円余り。残り130億円のうち、寄付・献金が23億円とのことなので、100億円以上は某かの事業収入と思って言い訳ですよね。何をやっているんだろうか。講演会とかの出演料? 一度時間のある時に内容をじっくり見てみたい気がする。

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