2014年10月14日

台風19号一過

日本列島を横断して、やっと温帯低気圧に縮小しつつある台風19号。前回大きな被害をもたらした18号よりも強力な台風という事で大きな災害も予想されましたが、今のとこ前回のような土砂崩れなどのニュースは聞かないので、先ずは不幸中幸い。ただ、強い雨風に巻き込まれて亡くなられた方もいらっしゃるようで、ただただご冥福を祈るばかりです。

昨晩から深夜にかけて東海地方から関東地方に抜けて行ったので、実際の状況はあまりはっきりとは感じなかったのですけれど、思いの外雨風は強くなくて、深夜頃台風が静岡県の北側を抜ける頃に風の音が強くなったくらいでしょうか。前回の18号が接近してきているときの雨は凄かったけれど、今回は暴風雨圏に入っても雨風が無かったときもあり、ちょっと拍子抜けした感じも。

今回良かったと思うのは、JR西日本を中心に早めに列車の運行を止めて、災害に巻き込まれるリスクを大きく減らしたからでは無いでしょうか。幸い前回の土砂崩れのような事が無かったので、乗客が乗った列車が巻き込まれる、立ち往生する事も無かったけれど、だからやらなくても良かったという話しにはなりませんし。ただ、告知が徹底していなくて、列車に乗れなかった人、移動出来なかった人も多くいたようですが、このあたりはスマホとかテレビだけで無く、地域の防災放送網を使うとか、今後の課題があるかもしれませんね。もっとも、天候のことを考えたらそう言うことも考えて行動するくらいの知恵は必要だと思うけれど。

大変だったのは羽田空港利用の航空便で、西から東に台風が移動するから、九州発着便が止まり、それにより機材繰りが出来なくてその他地域のフライトも影響してしまいます。連休中と言う事もあり、多分日頃あまり飛行機を利用する事も無い慣れない乗客の人も多かったんじゃ無いでしょうか。だから、こういう時のトラブル対策にも不慣れで、羽田は大変そう。成田も大変だったとは思うけれど、国際線は時間調整をして取りあえずとんでいるみたいなので、こちらは影響も少なくて済んだんでしょうね。これから分かる被害の様子もあるかもしれませんが、今のところニュース等で見る聞く範囲では18号の時よりも影響は少なかった様子。まだまだ油断は出来ないけれど、被害がこれ以上大きくならないことを祈るばかりです。そして、不幸にして亡くなられた皆様のご冥福を...

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