- 良いところ
- 500g位の重さで、薄いタブレット上の形状は、薄型のノートブックPCと比べて格段に携帯性が良くなっています。簡単にバッグの隅に入れて移動することも出来るし、自宅で使うときにも何処にでも自由におけるので可用性が高まります。
- iPadやAndroid Tabletの使用経験もあるので、それらとの比較をすると、Windows7とWindows8.1の違いはあるけれど、やはりパソコン操作の殆どをWindowsでしているから、操作感としてはこちらの方が分かりやすい気がします。ただ、問題もあって、それは「悪いところ」編で。
- 結構バッテリー駆動時間が長いですね。特にこれまでの電源ON/OFFの代わりにS3/S4サスペンドを使うことを前提にしているだけあって、数日そのまま放置しておいても予想以上にバッテリー消耗度は少ないです。
- Tablet 10にはTypeAのUSBポートが付いていますが、これが便利。USBメモリーでもキーボードでも、そのままダイレクトに接続出来ます。OSもWindowsですから、ファイルのコピーや保存も違和感無く出来ますし。iPadやAndroidはクラウド保存が前提なのかもしれないけれど、やはりローカルで処理できる事も重要だなと再認識。
- 当然ながら、仕事やプライベートで使うPCもWindows (Win7)なので、操作感や取り回し等親和感は高いので、何となく使いやすい気がします。MacOS-iOSでどの程度親和性があるかは分からないのですすが、Windows Tabletはどちらも同じOSが走っているわけですから、そう言う意味で一番抵抗感が無い気がします。
- 悪いところ
- 10インチクラスの画面にFHDクラスの高解像度がサポートされていて、そこでポインター操作前提のWindowsが走るわけですから、タッチ操作だけでは正直使えません。また、モダンアプリ(Metro)だけ使うなら良いけれど、どうしたってこちらはWindowsその物を使いたいわけで、そうなるとデスクトップアプリのI/Fをこの狭い画面ないで指で操作するのは至難の業。SurfaceはPen I/Fがあるけれど、ああいう物も必要かな、と。でも持ち歩く不便さを考えると違うような気もするし。
- これはWindows Tabletだけの問題じゃ無いけれど、SWキーボードが使えない。特にモダンアプリ画面で表示される時には、かな入力が出来ないんですね。これは私みたいなかな入力派にとっては致命的。また、標準キーボードに近いデザインのキーレイアウトが表示されるのは良いんだけど、入力モードが分からないので、何度も半角/全角キーを押して操作性が悪い。物理キーボードとソフトキーボードではちがいがあるのは仕方ないけれど、もう少し何とかならないものだろうか。
- キーボード操作していてちょっと指とか手のひらが画面に触ると、タッチ操作と勘違いされて画面が遷移してしまう。これにはイライラ。
- さらにソフトキーボードが画面の半分近く占めるので、格段に視認性が悪くなり作業効率が落ちる。
- 寝っ転がったりして使うと、画面がどんどん回転してしまうのが不便。自由に画面を固定したり、手動で回転できる様な仕組みがないかな。
で、Windows Tabletですけど、Ultrabook系がこの系統に行くのはかなり確かかな、と。正し、使いやすいオプション、特にキーボード系が良くならないと駄目なのも確か。後Tabletの固定方法ですよね。Surfaceのように後に台を付けるのもいいけれど、あれってテーブルとか硬い下地が前提になるから、移動中とかはかなり厳しい気がします。今のところPCの置き換えにはちょっと厳しく、手軽にデータブラウジング出来る、データ端末としてなら良いかなという印象。その場合、やはり価格が一番重要になるので、そうなるとせいぜい2~3万円位が限界かな。今のTablet 10って7~8万円もしますから、仕事以外で使うのは無いかな、というのが個人的結論でした。
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