2014年8月31日

JR東日本のモバイルSuicaを使ってみた

昨日は仙台まで遠征する必要があったので、浜松-東京-仙台と新幹線で往復。東京駅からJR東日本の新幹線に乗るのは、多分20年振りくらいじゃ無いだろうか。日頃在来線や私鉄の乗り降りにモバイルSuicaを便利に利用しているんですが、その前にN'EX利用のために駅ネットスタート当初から会員になっていて、今回初めて東京-仙台移動のために東北新幹線のモバイルチケットを利用してみました。

実は、もう何年もJR東海のEX-IC/Plus-EXを利用しているので、簡単簡単と高をくくっていたのが失敗しました。JR東日本とJR東海ではかなり仕組みが違い戸惑うことが多々ありました。私の現在の利用形態は、A) FeliCa内蔵の携帯電話、B) データ通信専用のiPhone4s、C) ノートブックやデスクトップ等のPC類、の3種類のデバイスを利用しています。この三つのデバイスの使い分けですけど、


  • 携帯電話は改札での出入用の端末として利用。ただしPlus-EXはPlus-EX ICカード専用なので、これだけは例外ですが。話は違いますが、EX-ICもモバイル端末かEX-ICカードでの利用となります。携帯が壊れた紛失した時に困るなぁと以前から感じていましたが、Plus-EXでPlus-EX ICカードを持ち歩くで、万一の場合にはEX-ICの予約を変更して代わりにPlus-EXを利用するという、バックアップ機能にもなっています。
  • iPhone4sは、音楽プレーヤーとしても利用していますが、もっぱらPlus-EXやEX-ICの会員画面にアクセスして、予約の確認や変更に利用しています。携帯からも可能何ですが、操作性や画面の見やすさを考えるとこちらの方が遥かに便利。ただ、iPhone4sは3G回線かWi-Fiでの利用になるので、3Gの時にスピードが遅くてイライラしますが。でも、直前で開いている座席にシート変更したり、移動中に予定を変更したり、音楽を聴きながらでも変更出来るので便利。
  • PC類は、最初に予約を入れるときにもっぱら使っていて、EX-ICとPlus-EXでの予約の重複確認とか、主にデータエントリー用のデバイス。

これらの3デバイス間で、シームレスに予約管理できるのがEX-IC/Plus-EXの最たる利便性でした。ところがモバイルSUicaの特急券予約(N'EXも同様)は、FeliCaが入っている携帯・スマホからしか予約も参照も出来ない。最初これを知らなくて、何度もPCから駅ネットにアクセスして探すんだけど全然見つからなくて苦労しました。当然、予約の確認も変更も全部携帯からしか出来ないので、今回久しぶりに携帯のテンキーや十字キーを操作して、正直疲れました。

二つ目の失敗は、このモバイルSuicaの場合、複数の予約は可能なものの、使用直前にチケットを携帯に取り込んでおかないといけないこと。それも一度に一つずつ。さらに、新幹線乗車中はその操作が出来ない。東海道新幹線に乗っている間に接続する東北新幹線のチケットを受け取ろうとしたら「新幹線乗車中は操作出来ません」という積めないメッセージにビックリ。東京駅での乗り継ぎ時間が短いときなどは事前に準備して東海道新幹線に乗らないといけませんね。

三つ目の失敗は、東海道新幹線と事なり、改札を通過しても利用書のような物が出てこないので、自分の乗車列車とか座席などは携帯の画面から確認するしか無い事。往路の東京駅で、東北新幹線の構内に入ったのは良いけれど、あれ自分の座席は、と失念してしまい焦りました。乗車するはやぶさの号数は分かっていたので(時間で記憶していた)、取りあえず車内に乗り込みましたが、開いている座席に座って一生懸命携帯の画面をあちこち移動し、やっとSuicaの利用履歴で確認できることを発見。何とか本来の自分の座席に移動することが出来ました。東海道新幹線を利用しているときは、毎回受け取る利用書が面倒だなと感じていたけれど、あれはあれでやはり必要だと実感した次第です。

多分、FeliCa内蔵のスマホで利用すれば、もっと使いやすいのだろうと感じるんですが、今回はちょっとはまりました。複数のしんかんせんろせんが走っていたり、大変な部分はあると思うし、先にSuicaがスタートしていて後から特急券のモバイルサービスを追加したからだと思うけれど、ちょっとJR東日本のシステムは使いづらいですね。少なくともシームレスにデータアクセス出来るようにしてくれるだけで、かなり印象が違うと思うんだけど。いずれにしても、次にJR東日本の新幹線を利用するのは何年後だろうか。その頃までには、もう少し使いやすくて便利なツールになっているでしょうね。

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