KDDIとGoogle等が共同で、日米間に光海底ケーブルを新たに敷設するという記事。新しい光ケーブルでは、毎秒60テラビットのキャパシティになるという事で、これはかなり凄いなと言う印象。毎回不思議に思うのが、日米間9,000kgという距離もそうですが、何千メートルという深海地帯も乗り越えて敷設するケーブル。あれ、確か海底にそのまま置いていくだけなので、深い場所では何千メートルも下にあるわけで、例えば地上のクレパスみたいな海溝とか、予め調べて回避して敷設していくんだろうか。
それとちょっとビックリするのは、建設費用が3億ドル(約300億円)で済むという事。勿論、金額的には巨額なわけですが、確かA380が一機この位の値段だし、ちょっとした商業ビルなんかを立てるにしても(土地代が高い事もあるだろうけど)、これよりももっと費用が掛かる場合もあるわけで、9,000キロ、実際にはもっと長い距離光ケーブルを敷設していく作業にしては、割安な気がします。昔と比べると、まず海外からの中継なんかが格段に進歩していて、高解像度やリアルタイム性は当たり前で、一昔前の中継と比べると雲泥の差です。こういう高容量高速なバックボーンのお陰だと、改めて感心しますね。需要は増えることはあっても減ることは無いだろうから、もっと回線は太くして欲しい。
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