2014年8月8日

冷やしキュウリ

先週の静岡での花火大会で発生した、O-157による集団食中毒。原因となったのが、花火大会の縁日で販売されていた「冷やしキュウリ」というニュースが連日報道されています。花火大会とか何かの縁日とか、もう20年、30年行っていないので最近の様子は全く分からないのですが、「冷やしキュウリ」なんて言うものを最近は売っているんですね。何だと思ったら、キュウリに串を刺して、それをマヨネーズとか味噌を付けて食べる物とか。実際画面に映される物は、皮の一部を剥いたキュウリを串刺ししたもの。これって「もろきゅう」ですよね?

自分の子供の頃の縁日を思い出してみると、先ず生物は絶対無かったですよね。綿飴と鯛焼きとたこ焼きと焼きそば位か。後はリンゴ飴とか飴細工とか。そうそう、くず餅があったけれど、何かの時に食中毒か何かあって、それ以降くず餅の売店は無くなったような。

昔は食品管理の技術も未熟だったし、今のような冷蔵・冷凍技術も無かったので、生物を扱うなんて言うのは御法度で、だから必ず火を通して食べる物しかなかったですよね。そんな中で、キュウリとは言え、生のままそのまま食べさせるものがあるというのが、正直驚きでした。今回の場合は、皮むき作業とかの間に感染したのかな。こういう縁日の売店だけで無く、屋台のラーメンとかも私は生理的に駄目なんですよね。そう言う場所での商売を否定するわけでは無いけれど、昔からそう言うものを食べたことが殆ど無いので、やっぱり今になっても駄目ですね。多分今縁日に行ったら、綿飴とか焼きそばとか、昔から馴染みのあるものにも手を出せないかもしれない。

同じような事は、例えば家族とかグループでBBQとかに行く場合にも起こりうるわけで、単純にそう言うビジネスを否定するものではありません。でも不思議なのは、昔はもっとアバウトだったはずなのにそう言う話は余り効かず、最近は食品加工技術や流通技術も発達しているはずなのに、O-157とか良く効くようになっているんですよね。このあたりは、人間自体の耐性の問題なのかもしれないけれど。

今回の場合は、かなり沢山の人に影響が出たみたいで、暫くは露天商の食べ物商売って下火になるかもしれませんね。お湯だけ沸かして、カップヌードルとかカップ焼きそばを売るとかどうだろうか(笑)。それはそれで、ちょっと味気ないですね。

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