2014年8月13日

党の機関

なんやかやと難癖を付けてる特定近隣諸国の一つ。で、朝日新聞の捏造記事取消の報道について、共産党機関誌の人民日報が「政治の圧力だ」と言っているみたいだけど、人民日報や新華社等、政党報道機関である彼らの意識そのままの報道内容だなと逆に感心したりして。メディアだけじゃ無くて、「人民解放軍」だって、中国共産党の武力機関なわけですよね。それ以外にも、銀行や大手企業等、国営そのまま出なくても、国=共産党の以降が強く反映されるものは一杯ある、というか殆どというか。一国二制度と言う事で、共産主義の中にも自由主義的経済活動を導入はしているけれど、最近の意図的とも思われる外資叩きなんかを見ても、自由主義とは言いつつも政府が管理できる範囲での「疑似自由主義」というべき状況なのは明らか。

メディアの存在意義として言えば、「報道の自由」の元に事実を伝えることが使命な訳で、それが何かに影響されることがあれば、メディアとしての敗北とも言えるわけです。そう言う意味では日本のメディアって我田引水な部分はあるけれど、まぁメディアと言えども「企業活動」の一つな訳だから、経済状況によってはバイアスの掛け方とか調整することもあるでしょうね。それならば、「視聴者からの受信料」で運営されているNHKが、「公共性」と良いながらベクトルが横向いているのは問題じゃ無いの。それに、受信料で製作した番組やそのぞさいを利用して、二次ビジネスを展開して利益を上げているのは、問題だと思う。それなら、その利益分受信料を還元しろ、といいたい。

閑話休題。我々が海外の国との付き合い方を見ていると、どうしても自らの状況や国の形態を相手にも投影して、相手も同じような仕組み・構造で動いていると思いがちだけど、中国は極端にしても、それぞれの国の事情や仕組みは色々異なることもあるわけで、それって日本が一番影響を受けているアメリカと比較しても明らか。そんな中で、日本とは180度近く異なる形態の国、中国のいう事って、反面教師として見ていけば、日本にとっては友好なのかも。ただ、その反面の一つとして、何事も力で解決する、っていうのは困りものだけど。

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