2014年8月12日

実は図星なのが困るのでは?

産経新聞ソウル支局長の加藤達也氏署名記事「客船沈没の4月16日に朴大統領「空白の7時間」 野党・メディアが問題視」が、韓国の情報通信法なる法律の「名誉毀損罪」に相当するとして韓国検察に出頭要請を受けているという話。先ずよく分からないのが、この記事が韓国内のメディアに韓国語の記事として投稿された話なら先ず分からないでも内のに、日本国内のメディアに日本語の記事として日本国内向け輝度して配信されているのに、何で韓国国内の司法が反応するんだろうか。記事の内容を見ても、韓国内メディアや情報源の話を引用して構成しているだけで、どこかの「クオリティペーパー」みたいに、捏造や嘘の証言から記事を書いているわけじゃ無さそうです。

と言うか、韓国のメディアなんて、これまで散々日本の政治家、首相、天皇陛下関連などで、散々無礼で根拠も無い事を報道してきたのに、良くもこんな事をいけしゃあしゃぁと記事に出来るものだと開いた口が塞がらないというのが本当のところだろうか。大体、日本語版に出てくる記事出すら飛んでもレベルを超えているのに、オリジナルの韓国語版の記事がどれだけ酷い物か...

今回は、韓国内の市民団体が名誉毀損として訴えて、それによって当事者の加藤氏が検察に呼ばれているという状況で、司法手続きとしてはまぁ間違ってはいないと言えなくも内ですよね。ただ、その立場が逆だった場合、日本人が告訴して韓国内のメディアとかを訴えた場合、果たして門前払いにならずに今回の様に少なくとも当事者の話を聞くところまで進むだろうか。と言うか、元々の情報源は韓国国内の朝鮮日報のコラム「大統領をめぐるうわさ」という記事なわけで、こちらのコラムでは、7時間の不明状況やこれまでは無視されていたような噂話レベルの事がまことしやかに伝わるのは、結局は大統領の支持率が低下して民心が離れてきたからでは無いかという筋立てになっています。加藤氏のコラムも、ほぼそれに沿った内容でで、後半部分は朝鮮日報の内容をなぞるように説明しつつ、朴大統領のレームダック化を伝えているわけで、その噂話が「真実」とか「事実」とか言っているわけではありません。

さらに言うと、元々朝鮮日報のコラムの話だった物が、次第に日本の産経新聞の記事みたいな伝わり方になっているわけで、それが逆に韓国に逆流してますますややこしい話になっている気がします。で、そう言う錯乱しつつある情報が変に日韓双方の読者の気持ちをかき回しているような。手続きの都合で、12日召還の予定が18日に延期されたと言う事で、その間にますます変なノイズが乗ってややこしいことにならなければ良いのですが。いずれにしても、韓国検察庁が常識的な判断を見せて欲しいですよね。とは言っても、一度感情的な部分が出ると、あの国の人達はとんでもな方向にいきなり突っ走り出す傾向があるし、指摘された内容が図星であればあるほど、その過激度は倍増されるのが心配。

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