今SFOで開催されている、Microsoftの開発者向けカンファレンス"Build 2014"では、Windows8.1 Update1の話を中心に色々発表があったようですが、その中でもビックリした話題の一つがこれ。「9"未満のWindowsデバイス」というのは、9"未満のWindowsタブレットとイコールだと思うんですが、iPadやAndroidに押されている現状解決に繋がるんだろうか。
もう一つ気になるのが、この「9"未満のWindowsデバイス」の定義が、タブレット(スレート)タイプのみ対象なのか、Ultrabookの形でも良いのか、と言う事。まぁタブレットであってもSurfaceのように最初から外付けキーボードを想定しているものもあるので、形だけUltrabookでもキーボードが脱着可能だったら文句ないだろうし、クラムシェル型でも結局は許されてしまうかも。LCDサイズが9"未満だと、そのままキーボードを作ってしまうとかなり小さなものになってしまうので、LCDの左右とか上下に付属品(スピーカーとかUSB端子とか)を付けて、標準的な19mmピッチは確保して欲しい。
Windows Tabletにしても、最近のものは結構キビキビ動作してくれる印象があります。ストレージはSSDが標準ですから、その分だけでもパフォーマンスは良くなるし、CPUにしても最近のものは結構早くなりましたからね。後は、メモリーを4GBとか8GBとか搭載出来るともう文句は無いんだけど。そうそう、日本のモデルに関しては、キャリアー3社のいずれかでも良いからWAN内蔵モデルも出して欲しい。SIMフリーでMVNOのSIMを入れられたら文句なしにサブマシンとして使えそう。
Windows8.1 Update1に関しても、やっとWindows7の要素を取り入れてこれまでの「操作性」とのブリッジが出来た気がします。Windows8から始まったタイルインターフェースも、悪くは無いと思うけれど、そのインプリメンテーションが多分に独善的でしたよね。例えば、スタートボタンがデスクトップ側に残されたら、それだけでも印象はかなり違ったと思うし。また、タイルインターフェースにしても、結局あれって単なるランチャーで、そこから起動されるアプリがデスクトップアプリだとデスクトップ画面に行って終了すると戻ってくるだけと、有難味が無いんですよね。記事で読む限りでは、そういうWindows8/8.1での「不具合」をかなり改善しているように思えるので、次回のPC買い換えの時には、Windows8.1 Update1ベースのものを検討しても良いかも。
いずれにしても、Windows Tabletもこれで、やっとiPadやAndroidと同等のスタート地点に立てる、と言う事なんでしょうね。ちょっと(かなり?)遅すぎたとは思うけれど。
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