SONYが出願したという、自分で自分を綺麗にするロボットの特許。ある意味、自己診断機能の一つと思えば良いんでしょうね。記事だけでは詳細は分からないけれど、どうやら手の部分キャリブレーションの基準点にして、カメラの汚れなのか、手の汚れなのか、映像から判断するみたい。それだけだと「なぁーんだ」と言う印象しか無いけれど、訴求点を上手くまとめれば、標準機能として特許にもなりそう。人間みたいに、鏡に自分の姿を映して確認する、なんていう機能も付けたら面白いかも。
あるいは、ロボットも毎日シャワー(みたいな洗浄装置)を浴びて体やセンサーをクリーンな状態に保つとか。だから、人使いが粗くて、そう言う時間が無いような場合には、氾濫起こしたりして(マテ)。AIBOやルンバって、バッテリーが低下してくると自動的に充電ステーションに戻って充電モードになりますが、その時にメンテナンスモードに入って、診断プログラムの実行は勿論、センサー類のキャリブレーションや、ボディ清掃とか、そういう拡張機能付き充電ステーションなんていうのも面白いかも。
例えば人間自身も、「今日は熱っぽいな」とか「手が汚れているな」とか、自分で判断して行動する事もありますが、病院に行くこともあるし、あるいは友人とかに「今日ちょっと熱っぽくない?」とか、第三者の意見を聞いたりするわけで、そうなると家庭内にある複数台のロボットがお互いに相手をモニターして診断する、なんていうのもありかも。もしかしたら、結構面白い方向性に繋がるかもしれませんね、このSONYの特許は。
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