2014年3月14日

羽田空港国際線ターミナル拡張

今月30日から供用が開始される、羽田空港国際線の拡張部分。スポット数がほぼ倍増して、国際線の枠も増えるんですが、肝心の北米方面へのフライトは、やっとUAのHND-SFOの認可が下りるかどうかと言うところ。

ANA/JALともに国際線のフライトを増やして、記事に寄れば両社の便数は成田の半分にまで増えるんですね。ただ、時間帯の関係か、アジア方面やヨーロッパ方面中心なので、個人的にはちょっと使いづらい。それでも、5月のG.W.の羽田発のANA便でシンガポールへ行く予定を入れているので、その時にはこの拡張部分をじっくり見学する時間が有るかも。いゃ、別に何か変わった部分があるとか言うことでは無いと思うけれど。今回の拡張完了で、国際センターミナの規模としては、成田の開港直後、今の第一ターミナル北ウイングしか無かった頃と同じくらいの規模でしょうか。さらに大きな国内線ターミナルが二箇所あることを考えると、羽田空港も大きな空港だなと改めて感じます。

記事の中では、これを契機に韓国の仁川空港に取られている地方からの国際線乗り継ぎ客を羽田に取り返すと言う話をしているけれど、記事でも言及されている羽田の高い着陸料もそうだし、あと大韓航空やアシアナ航空が安い料金でチケットを販売していると言うことも大きな理由じゃないでしょうか。そのあたり、ANAやJALも頑張らないと乗客を取り返すのは大変だと思う。成田と比べると、羽田のアクセスの良さは言うまでも無いわけで、個人的にはもっと国際線を拡張して欲しい所だけど、数は増えても地方からのアクセスも同様に確保しないと、なかなか厳しいでしょうね。逆に言うと、それって地方初の国際線の機会を奪うことにもなるわけで、例えば関空利用者も羽田に集まってしまったら、関空も困るだろうし。本当ならば、もう少し拠点空港が整備されて、朝の7時台に地方空港から羽田に来るよりも、お昼前くらいに地方空港から拠点空港に行って乗り継げる方が便利なわけで、そう言う仕組み・スキームって日本でも出来ないものだろうか。

羽田への地方便を活性化すればもっと良いのだろうけど、飽和状態に近い今の規模ではそれも厳しいだろうし、逆に余りに羽田に集約されすぎるのも困りものだし。これから、さらに拡張されるのか、あるいはスポットが増加するのか分からないけれど、もう少しアジア方面のフライトは減らして、北米方面へ割り振って欲しいと、個人的には願っています(笑)。

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