2014年3月11日

ソフトウェア保守

ITmedia、松岡功氏の記事から、ソフトウェアの保守契約について。記事に登場するアプリケーションでは無いけれど、業務で使用している期間ソフトの時期年度のための保守更新作業を今やっている一人としてはリアルな話題。正直な所、今契約しているアプリに関しては、毎年年度末に保守契約更新のお知らせが届くくらいで、これと言って高いお金を払っていることに対して利益が見いだせないんですよね。ただ、仕事で使っているしこれが転けると困るので、毎年契約しているような話。何十万、何百万と言うお金は、決して安いものでは無いけれど、仮にそう言う保守契約を結ばずに万が一何かトラブルがあって保守作業が必要になると、一桁上の金額が必要になるわけですから。

実は、アプリケーション開発メーカー以外の第三者によるソフトウェア保守サービスと言うものがあるとは思わなかったけれど、これはこれで目の付け所は正しいですよね。ただし、公開情報にしかアクセス出来ないだろうから、それなりの技術力は必要だけど、その分ある意味底力はありそう。結構メーカーの技術者よりも、ユーザーの技術者の方が詳しい所ってあるじゃ無いですか。あんな感じなのかも。

ソフトウェア保守サービスにしても、ローカルにサーバーなりシステムを組んでいるから必要なわけで、これがクラウドで全部済んでしまえば実は不用な部分。そう言う意味でも、広い意味でのクラウド化っていうのはもっと進んで欲しいですよね。ただ、企業とか組織の中で使うシステムは、そこまで大きくないものもあるし、特殊なものもあるし、さらにはネットワークスピードなんかも重要になるので、ローカルでシステムを組む必要が有ったりします。結局、開発部門なんかにいると、そう言う状況がまだまだ続くと思われるので、当面はこの課題から逃れられないのかも。悩ましい問題です。

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