2014年2月19日

イルカ漁より非人道的な料理

イタリア版のWIREDと言うのがちょっと意外だけど、やっぱり正論だと思う。イルカが利口だからとか、可愛いからという理由でイルカ漁批判されるけれど、それを言い出したら世界にはいろいろな漁・狩猟方法があるわけだし、料理だってありますよね。いつもイルカ漁の批判を聞くと思うのが、「じゃぁ、猿の脳みそ料理はいいのか」と言うこと。あっちの方が、よほど悲惨で酷いと思うけれど。それでも中国には非難しないんだよね。

魚料理に馴染みの無い欧米人にとって、日本の「活け作り」って拷問みたいなものだし、あれだってもしかしたら非難の的になる可能性だってあります。「SUSHI」は世界標準になってきたけれど、流石に目の前で裁かれるお造りなんかには拒否感を持つ人もまだまだ多くいますからね。勿論、何でもかんでも「伝統・文化」だからと許されるわけでは無いけれど、その線引きも難しいわけで、それが自分達の主義主張と合わないからとセンセーショナルに取り上げることは間違っているでしょう。それに、このイルカ漁については、其れ以前の単に「寄付ビジネス」として某団体が活動しているわけですし。

いずれにしても、やはり情報発信量に大小で世間の評価も左右されることは確か。日本としても、自分達の意見や情報をもっと世界に発信しないと、これからの国際競争に勝てませんよね。そうで無くても、韓国とか中国には一歩も二歩も前を歩かれているわけだから。

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