2014年1月9日

CES 2014

メディアで報道されている限定された情報からの印象ですけど、今年のCESは日本勢結構頑張っている感じじゃ無いでしょうか。日本勢の4Kテレビに対して、韓国勢は「曲がる4K」をぶつけてきたけれど、あれってどうだろうか。正面から見る分には視聴距離が等距離になって自然な印象があるんだろうけど、少し横ずれると手前側が湾曲しているから見えづらくなる気がするんだけど。あと、湾曲するからどうしても全体の「厚み」が生まれるわけで、そうなると薄型化を進めているフラットテレビのメリットも減ってしまう気がするんですけどね。

4Kテレビは、やはり画質が良いから個人的にも興味はあるんだけど、価格が高いこと以上に一番小さなサイズでも50インチクラスというのが、ちょっと個人で見るには大きい感じ。今部屋の模様替えを考えているんですが、テレビを設置する場所の横幅が120cm弱で、多分横幅110cm以下の製品で無いと入らない。となると、47インチ程度が最大サイズになるわけで、このサイズでの4K製品ってまだ無いんですよね。2Kならあるんだけど、今更なぁ...

今回のCESでは「スマートTV」というワードが強調されているけれど、今ひとつ「何かスマートなの」という疑問は解決しません。個人的には、与えられたコンテンツ(=放送番組)を表示するだけの既存のテレビから、情報ターミナルとして様々インプットに対応して、マルチに表示する機能を持ちつつ(だから大画面、高解像度は必須)、方やアウトプットとしてスマホ、タブレット、パソコン、その他のメディアや相手に情報を送り出す機能も備えないと、生活の核として今後も利用されることは難しくなる気がします。

あと、どうしても「映像」に話が集中するけれど、「音」に関してはどうなんだろうか。3Dテレビは転けたけれど、音に関しては、部屋の四隅に小型スピーカーを設置すれば、自動的に人の位置を計算してサラウンド効果を生んでくれる機能とか、そう言う機能も組み込んだ「テレビ」が欲しいなぁ。4Kだ3Dだと絵に関しての話は聞こえてくるんだけど、サラウンドとかマルチチャンネルとか、音に関しても次世代テレビはこだわって欲しいな。

0 件のコメント:

コメントを投稿