「もんじゅ」の事務用パソコンから韓国に内部データが送られていたという記事。
「部署で許可していた動画再生ソフトを更新した直後」
とあるけど、もしかしてそれってGOM Player ? 結構この子も怪しい挙動を見せることがありますからね。先日も百度のIMEが問題になったけれど、大体大元のOS=Windows自体が何やってるか怪しいし(マテ)。
リアルタイムでの情報収集って、ソフト開発者側にすると宝物なんですよね。機能にしても動作にしても、ある程度想定して作っているものの、実際にユーザーが使用するユースケースって本当に千差万別で想定外のことが普通に発生するもの。本来なら、アルファテストとかベータテストで叩いて修正して改善して正式リリースするんだけど、最近のシステムの複雑さやスケジュールの関係などで、どうしても漏れは生まれてしまいます。そう言う場合に、より早く効果的に修正出来るように、リアルタイムのモニター機能っていうのは大切。
ただ、ユーザー側にしてみれば気持ちの良いことでは無いのも確か。しかも、それが知らないうちに実行されていたとなると一寸困ります。以前一寸思ったのは、例えばモニターに参加してくれたら何らかのインセンティブを与えるようにしたらどうだろうと言うこと。例えば、モニターを一年実行してくれたら、次のバージョンアップを無償提供するとか。
最近のアプリでは、クラウド連携を謳う物が多くありますが、これなんか言ってみれば意図的なバックグラウンドタスクなわけで、疑ってみると本来クラウドに保存すべき自分のデータ以外にも、何か別の情報が同時に送られている可能性だって有るわけです。そうなると、裏で何かタスクが走っていることは分かっても、それが自分のデータ操作のためなのか、そのアプリの都合で何か通信しているのか分からないので困ります。それぞれが別のポートを使うとかすればまだ分かるけれど、例えば本来のデータの先頭部分とか後の部分にデータを追加して送られたら、こちらでは判断出来ないですしね。利用者としても、そう言うことを理解して使い分けないといけないかも。
別にネットの世界だけで無く、今の時代例えば何かの会員になれば自分の個人情報をある程度開示しないといけないし、似たような事例はあるわけで、利便性を得るためのリスクも言えるのかも。
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