2013年12月21日

一票の格差

猪瀬東京都知事が辞任して、年明けからは都知事選挙が始まるわけですが、ここでふと思ったのが「一票の格差はどうなるのか」ということ。いゃ、都知事選と国政選挙は違うのは分かっているけれど、何百万票を獲得しても当選しない首長がいるのに対して、何十万票でも余裕で当選する知事さんもいるわけで、こっちの一票の格差は問題にしないのだろうか。

勿論、人口の多い少ないは地域によって存在する中で、その中の首長を選ぶわけだから、獲得する得票数にばらつきがあるのは分かるし当然だと思うけれど、国政選挙であっても地域毎に振り分けてかつ全体の総数が決まっているのであれば、どうしてもばらつきが生まれてしまうのも仕方の無いこと。それが何倍までなら許されるのかというのは難しい問題だと思うけれど、国政選挙の時には声高に何度も裁判を起こすのに、地方選挙の時にはそれを言わないのは何か矛盾を感じます。

いずれにしても、今下馬評に挙がっている人の名前を見ると、何か手垢にまみれた人達ばかりで新鮮味が感じられないですよね。本当ならば、都議会議員の中から押されて出馬するのが、実務も分かっているし一番良いと思うのだけど、あんまりそう言う話は聞きませんよね。静岡県知事も地元大学の学長だったし。ある意味象徴的な存在である「知事職」とは言え、名前も聞いたことの無い外部の人がぱっと来て当選するのって、凄く馬鹿にされた気がします。だから「一票の格差」が叫ばれないのかもしれないけれど(をぃ)。

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