2013年11月7日

ネット販売

医薬品のネット販売解禁で、100%完全開放を要求する楽天・三木谷氏と政府が対立しているという。報道されている内容だけですけど、劇薬は駄目、副作用の確認が必要なものは3年を目処に解禁という判断は、それなりにリーゾナブルな考えだと思うんですが。それなのに完全開放を要求する三木谷氏って、自分の子会社のケンコーコムが関わっているからなのか、何故そこまでこだわるのか不思議。AmazonとかYahooとか、それ以外のネット販売関連会社とか関係者はどうなんでしょうね。

例えば、実店舗が近くに無くあるいは取り扱っていなくて入手困難な薬をネットで購入出来れば便利だろうし、確かに購入履歴が自動的に蓄積されるからそれなりにコントロールしやすいだろうけど、でもネットの場合その気になれば「成りすまし」は幾らでも可能なのも事実。そのあたりの管理態勢はどうなるんだろうか。

多分問題になるのは、その薬を使用して何かあった時の責任問題なんですよね。利用者が自分で判断して自分の責任を納得して購入・利用するなら良いんだけど、そうで無い事も今後発生する事もあるだろうし。そうなった時に、ちゃんとネット販売側も責任を取れる対策があるなら、個人的には「自己責任」という事を納得して利用するには解禁して良いんじゃ無いかと思うけれど。ただ、強行に主張しているのが楽天・三木谷社長というのがひっかかるんだけど(笑)。

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