2013年11月15日

さもしい国

つい数年前に厳しい災害に遭遇したから、フィリピンの台風被害は他人事には思えないのですが、中にはこんな事を言っている国も。思わず「さもしい人達」と感じてしまった。

ところで、現地に居ると思われ日本人の人で、まだ100名近い人の安否確認が出来ないとのことですが、通信インフラも破壊されたこともあるだろうし、現地での知り合いというか連絡網なんかも無いからでしょうけど、こういう予期せぬトラブルに遭遇したときには困ってしまいますよね。何かあったときには、その人のバイタルデータと一緒に救難信号みたい物を自動的に発信して、少なくとも安否確認や位置確認が出来るような仕組みを、例えばスマホに入れ込むなんて出来ないだろうか。発信し続けるだけだとバッテリーが持たないから、スマホ自体がサバイバルモードに入って、一日に一回とか、近くに基地局の電波が感じられたときには圧縮データを送信するとか。そう言う仕組みがあれば、例えば無人機で好いから受信設備を搭載した飛行機を被災地に何度か飛ばすことで、そこに居る被災者のデータとか収集できて、必要な援助物資の見積とか、救済の優先順位付けとかできないだろうか。

東北の震災の時には、自動車のカーナビのデータを各社で共有化して、道路状態の把握と交通量の最適化みたいな事が出来て、それ自体が自動車業界共通の仕組みとして取り入れられつつありますが、同じような仕組みをGPSやログ機能に送受信機能まであるスマホに持たせて、何かあったときにはエマージェンシーコールが自動的に発信されるような仕組みがあれば、こういう災害時だけで無く、例えば誘拐事件とかトラブルの時にも、もしかしたら救援に間に合うかもしれないし、仮に不幸にして被害に遭ってしまった後でも、犯人逮捕に繋がるようなデータが残ることで、少しでも役に立たないだろうか。

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