2013年10月4日

Windows 8.1パッケージ

Windows 8.1のパッケージ版の価格が発表されました。Win8.1 Proが25,00円、Win8.1が13,800円、Win8.1からProへのアップグレードが12,800円。うーん、Proと無印の価格差がなぁ... 新規にPCを購入する時にはWin8.1 Proのイメージで購入するかもしれないけれど、現行機種のアップグレードはしないだろうなぁ。取りあえず今の状態で安定していますし、どうもあの「タイルI/F」って馴染まないし(笑)。

Windows 8は、結局「起爆剤」にはならなかったですよね。Vista程酷くなかったけれど、それでもWindows XPや7を置き換えるなんて言うことは出来なかった。そう言う意味では、失敗なんでしょうね。特に、いきなり登場したタイルI/Fっていうのは、ちょっと無謀だったと思う。せめて、タッチI/F付のモデルでは使えるようなオプションにして、それ以外はデフォルトWindowsXP/7と同じデスクトップI/Fにしておけば、もう一寸既存ユーザーの印象も違っていたと思うんですけど。あるいは、Surfaceを出したんだから、あれはSurface用I/FでPCだとどちらも選択できますよ、という売り方の方がまだ良かったんじゃ無いかと。いずれにしても、後の祭りなわけですが。

Windows8.1の発売開始に伴い、Windows7のパッケージ販売は終わるようですが、多分ダウングレードイメージでWindows7のモデルを購入する人が増えるんだろうなぁ。OS機能の安定性とか信頼性みたいなものは、基本的な部分はもうかなり固まっていて安定しているからそんなに心配しなくても良いと思うんですが、使い勝手の部分でのI/Fの違いとか、ファンシーな部分が変わっていくと、なんか凄く無駄な気が余計強くなります。AppleのOSアップグレードの様子を見ていると、彼らって凄く静かにアップグレードするというか、何か通常の業務みたいな感じで更新している気がします。一方でMicrosoftのWindowsは、昔からそうなんですけど、一台イベントなんですよね。最近では少し納まってきたけれど、以前なんか販売店を巻き込んで大騒ぎをしていたわけです。確かに、当時のパソコン業界を見ていると、市場を架線していた企業の最大の製品発表なので、それくらいやっても当然という気はしたんですが、でも今になって考えると「だから何?」という気持ちの方が強いわけです。まぁ、そう言う反省があるのか、Windows8の時には少し控えめだった気もするけれど、でもまだ何か「アップグレードしてあげる」みたいな少し斜め上からの視線を感じるわけです。

システムもOSも作っているAppleに対して、システムはIntelでOSはMSという分業体制のWin-telの世界では、今後どう言う棲み分けというか方向に進むんでしょうね。MSも、タブレットという形状だけどとうとうシステム開発二まで手を伸ばしてきたわけですし。でも、MSの作るハードって、最初は絶対失敗してきたんですよね。その中でも、なんとか残ってきたのはxbox位でしょうかねぇ、「成功」と言って良い成績を残しているのは。時代が今そうだからSurfaceにしたんでしょうけど、例えばMSがシステムを作るんだったら、私だったら絶対Knectを付けたPCにするのに。イメージ的にはスバルのアイサイト付みたいな感じで。タッチだけじゃ無くて、ジャスチャーI/Fとか3D映像とか、直ぐにできることは色々あると思うし、それが結構個人ユーザーに受けそうな気がするんだけど。いずれにしても、新規ユーザー開拓も重要だけど、既存ユーザーを以下に抵抗なく移行させることが出来るか、そういう部分にもっと力を入れないと、8.1から8.2(?)とか9.0(?)とかになればなるほど、ユーザーの抵抗が強くなっていくような気がします。

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