2013年10月4日

データフォーマット

PCWatch、山田祥平氏のコラムからデータフォーマットに付いての話。「テキストファイル」なんて言っても、最近の人には通じないんじゃ無いだろうか。WordとかのRTFを見て「あぁ、絵とかグラフィックが入っていない、文章だけのファイルですか」なんて言われそう。実際には、ASCII(JISCII)コードのみで構成されたファイルと言えばよいのだろうか。定義づけるとなると難しいですよね。現在だと、JISCIIというよりは、DBCS可されているし。

私も、テキストファイルなら自分が死ぬまでその内容を開くことが出来るだろうと思って居るので、基本的にはテキストに落とすようにはしていますが、最近の文章の場合それだけでは困ることも多いんですよね。あと、山田氏も書いているように、昔は大丈夫と思っていたアプリのデータが、あっと言う間に陳腐化してデータ変換も出来ずに死蔵データ担ってしまうこと。Multiplan、1-2-3、Freelance、色々ありますよね。ただ、実はもうそう言うデータって、不用な物というか、多分実際に仕事で使うことも無いだろうし、仮に参照が必要になるとしても過去を振り返るような場合とか、たまたま興味本位で内容を見てみたい、と言うような場合しかないですよね。大体仕事で作成したデータだと、3年から5年も過ぎれば使うことはほとんど無いし。ただ、5年くらいだと、そのファイルを削除した途端に、古いお客様や古いマシンをたまたま購入されたお客様からの問合せが来たりして、あたふたすると言うマーフィーの法則はありますが。

データフォーマットは、アプリケーションによって決まるわけで、それぞれのアプリが独自機能を入れ込むために独自のフォーマットを採用しているわけで、それはそれで仕方ない部分もあります。ただ、最近ではデータの互換性を得るために、XMLとかメタデータみたいな形で、相互参照できるような形にもはき出せるようになってきていますが、それでもたまに一寸違うときもあって、使うのを躊躇する場合も。あと、実はそのデータ全部じゃ無くて、一部だけ必要と言う場合も結構あります。例えば昔作ったFreelanceのプレゼン資料の中の、あのデータとかグラフィックとか。どうしても、保存単位がが「ファイル」ベースになるので、実はその中の一部だけ必要デモファイル全体が復元されないと全部データが使えないと言うのも、考えによっては変な話ですよね。

多分永遠に解けないテーマだとは思うけれど、でも、もし将来CPUやPCのアーキテクチャが大きく変わってASCII/JISIIとは異なる体系が採用されてそれが標準になったら、今は誰でもどこでも読める「テキストファイル」が無意味なビットストリームデータになってしまうかも。まぁ、その頃までは生きていないだろうけど...

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