KDDIの上期の売り上げが、2兆円を超えたという記事。最近のTV-CMを見ていると何となく納得できる話だな、と。
今期からiPhoneを扱いだしたdocomoは、iPhoneをイメージする抽象的なCMばかり。あれって、SoftbankやauがiPhoneを扱いだした頃も同じような感じだったけれど、Appleとの契約で指定されているんだろうか。つまり、一定期間一点の割合でiPhone(=Apple)のCMを流せ、とか。docomoユーザーとしては、だからどう言う有利な料金とかサービスがあるのか知りたいのに、具体的な事が無いのが不満。
Softbankは、半沢直樹の堺雅人をフューチャーした「No.1連呼型」CMで、正直うざったい。以前の白戸家シリーズも中途半端になり、兎に角「一番になった」というだけで、だからなんなのよというのが分からない。確かに、Softbankがここまでユーザー数を拡大させ、さらにUS二も進出していく勢いは認めるけれど、以前のような余所がそうならうちはこうするというチャレンジャブルな雰囲気が無くなってきてしまいましたね。No.1になると、やっぱり守りに入るのだろうか。
で、au。正直登場人物が多いのとバラバラなので意味が分からないところはあるけれど、auスマートバリューを訴求しているところとか、一応自社の有利なサービスを売り込もうという気持ちは見えていて、CMの内容はともかく、顧客に何を伝えたいかという点では一番まっとうかなと。だから、半期で2兆円売り上げというのも分かる気がします。それでも、あのCMって、とっちらかった気がして好きでは無いけれど。
携帯各社のCMやサイトの内容を見て思うんだけど、もっと複数端末を保持するユーザーを優遇して欲しいということ。今の各社の内容では、2年ごとにMNPで移動していくのが一番お得なんですよね。昔のように携帯メールは通常のインターネットメールで代替されているし、電話番号が変わらなければ、どこのキャリアーを使ってもユーザーは問題無し。電子マネーとかのサービスを使っていると、その移行手続きがちょっと面倒だけど、それはキャリアーを変更せずに携帯・スマホを変更した時も同じなわけだし。個人的に欲しいのは、今携帯(FOMA)で使っている2-in-1を代替出来るスマホでのサービス。技術的理由でスマホ1台には一つの電話番号しかアサインできないと言う事で、どうしても2台持ちをしないといけないんですが、そうなると「xxx割」みたいなサービスを利用して、単純に×2にはならないけれど、それでも1.8倍位の料金になります。今だと、月額数百円で番号2つ利用出来ているのに比べると、余りに落差が大きい。多少の縛りがあっても良いから、2台目の契約をもっと割り引くとか考えてくれないだろうか。それが今の最大の不満なんですよね。
結局今のところ一番の代替案は、BナンバーをMNPして、MVNOでMNPで番号をそのままに音声通話のSIMを入手してiPhone4Sで利用(月額1,000円ちょっと)。iPhone4Sは音楽プレーヤーとBナンバーの通話専用機にして、AナンバーでFOMAからスマホへ移行する、というのが一番現実的かなと思っています。データ通信関係は、スマホでLTEでやるわけですよね。ただ、その場合、月額利用料金が倍以上になりそうなのがネックなんですよねぇ...
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