たまたま放送を見ていて、番組最後のゲームが終了して、いつもならそのままエンディングなんだろうけど、何かゲストがいるような雰囲気で、そう言えば時々海外からのゲストが宣伝ででることもあったなと思ったら、笑福亭鶴瓶師匠がなんかバタバタして登場。で、「終わるんだって?」とタモリに聞くと「そう、来年三月」と、まるで増刊号のCM中の様子みたいな感じのやり取り。
あのやり取りが偶然なのか、あるいは予定していたものなのか分からないけれど、何か素っ気ないというか何か投げやりな印象を受けたのが凄く残念でした。言い意味で考えれば、タモリ氏の照れ隠しなのかもしれないけれど、それにしてはなんか余りに粗雑な、ビックリ・ドッキリだとしても残念な印象でした。
直ぐに色々なオンラインメディアで速報の形でその情報か流れ出したけれど、もう32年もやってたんですね。自分はB&Bがやっていた「笑っている場合ですよ」から見ているから、もっと長い期間になるわけだけど、まぁ良くも毎日(途中、夏休みは取っていたけれど)やって来たものです。色々なところで書かれているけれど、確かに最近(ここ数年)は以前ほどの面白さが無くて、過去の資産・遺産で続いているという雰囲気はありましたね。まぁ、テレホンショッキングが単なる番宣になって面白くなくなったのが一番大きい気がするけれど。いずれにしても、タモリ氏の個人的魅力が中心だったこの番組ですから、タモリ氏自身の露出(出演時間)も減っていたし、以前ほど彼のやりたい放題さが消えていたから、ますますじり貧になっていた気がする。良くも悪くも「タモリの番組」に、いろいろな出演者、レギュラーが増えすぎた感じですよね。それはそれで、短期的には魅力的なコンテンツにもなっただろうけど、結局は中心がぶれていくだけだったような。
同じような長寿番組に、「徹子の部屋」があるわけで、こちらはもう37年? こちらも録画とはいえ長いですよね。黒柳徹子氏のしゃべくりが魅力だけど、それも何年か前にその話しぶりすらおぼつかないような徹子さんを見てからは、何か痛々しくて。仕方の無いことだけど、年齢は確実に積み重なって行くし、それに応じて昔とは違う状況になるわけですから。
「マンネリ」と言われるけれど、でも革新的であろうと直ぐに消えるよりは、何年度頃か何十年も続く「マンネリ」の方がよほど価値がありますよね。大体、タモリ氏も68歳なんですね。自分的には、未だに眼帯をしてイグアナをしていた頃の記憶が鮮明なわけですが、個人的には昔NTV系列でやっていた「今夜は最高!」みたいな、良質な音楽と一ひねりしたコントと、少し毒を含んだ会話みたいな、良質なコンテンツで復活して欲しいなぁ。そうそう、テレフォンショッキングの最終回には、タモリ悲願の吉永小百合さんがゲストで登場するんだろうか。あるいは、第一回目のゲスト、桜田淳子で締めるのか。最後は、何かハッピーな形で終わって欲しいなと、長年のタモリファンとしては思う次第です。
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