2013年10月18日

改悪? 改善?

今日からJR東海・西日本の「エクスプレ予約」のメニューから、特急券と同時に乗車券が購入出来なくなります。私も、エクス不レス予約を使い始めた頃は毎回切符を専用券売機で取りだして利用していたので、お世話になった口ですが、EX-ICがスタートして直ぐに使い始めたので、実は余り利用実績はありません。それでも、浜松から成田に行くような時には、特急券だけ浜松-品川で予約して、乗車券は浜松-成田空港で発券しますから、そんなときには便利でした。

記事によるとEX-ICの利用者が7割を超えたためとなっていますが、もう一つリニアを睨んでというのは気がつきませんでした。JRとしても手間・無駄のある紙の切符が無くなれば、かなり楽でしょうからね。自分の生活では、買い物系では電子マネーが(iD、Edy、Suica)、交通機関ではモバイルSuicaがもう手放せません。先日も、自宅地下のモールにあるジーンズ屋さんにいってジーンズを購入した時、いつものように支払いをiDで行ったら、そのお店の女性スタッフさんが「電子マネー、使われるんですね」と感激したように言われてちょっとビックリしました。だってそのモールの中には、モール運営のイオン系列のWAONは勿論、iD、Suica、QuickPayの端末がほぼ全店舗にインストールされているわけですから。でも、田舎にあるモールだから利用者の年齢層も高いだろうし、やっぱり現金払いが多いんだろうか。あっ、WAONカードじゃなくて、携帯で払ったのが珍しかったのかな。

最近では、電子マネーで支払いをしたのに、紙のレシートを貰うのすら面倒になりつつ有り、こう言うデータをどこかにひとまとめに集めて、iDだったら後でカード会社の支払い明細と自動的に突き合わせされて問題無いか確認できたりしてくれると嬉しいですが。

閑話休題。その廃止するサービスとか機能のユーザーが完全に居なくなったから止めるなら問題無いんですが、どうしてもビジネス上の理由だと、C/Pとの兼ね合いになるわけで、場合寄っては今は黒字であっても将来赤字になりそうならば、余り傷口が広がらないうちに終了してもっと利益の上がるサービスを導入しようと思うのは、仕方が無いこと。記事の中では、「エクスプレスと言いながら早くなくなる」というぼやきも書かれているけれど、でもそれ以外にも例えば予約が自由に変更出来るとか、メリットがあるわけで、全体としてどうなるのか見て判断しないと、一寸感情的な意見じゃ無いかなという気もします。勿論、何でもかんでも便利なサービスを提供してくれれば何の文句も無いけれど、その為にはコストもリソースも必要になるわけで、そのバランスというか案配を考えるのは、企業側であるいじょう、ユーザーとしては、じゃあもっと便利にもっと賢く使うにはどうしたら良いのか、と前向きに考えないと。自分などは、携帯やスマホで自由に予約変更をしているのに、なんでわざわざ紙の切符を受け取らなきゃ行けないのか、それがよく分からなかったりします。大体今では、乗車券だってSuicaとかPasmoで乗る人も多いだろうし。

待っているだけじゃなくて、どんどん周りの環境とか条件が変わっていく世の中なんですが、こっちからどんどんもっと良いサービスもっとお値打ちな商品を見つける努力をしないとね。そう言うことを多くのユーザーがやり始めれば、企業側だってMNP割引みたいな事も考えなきゃいけなくなるわけですから。

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