2013年9月25日

東南角

日本でもうちを建てる時とか引っ越しをする時には、「東南角が良い」とか「南向きが良い」とか言うことを言うけれど、それ以上に方角や周りの環境にこだわるのが中国や韓国の風水。で、その風水で日本を懲らしめてやれという記事なんだけど、風水で余所の国をどうかする前に、その風水で自分の国を先ず良くしようという考えにならないのが、いかにもこの国らしいといえばらしい。記事にも書かれているけれど、日本の植民地時代に地勢測量のために埋め込んだ水準点や三角点の杭を「風水をみだすもの」「日帝の陰謀」とか言って、ばんばん抜いたりしているくらいですからね。抜くのは勝手だけど、戦後だってそれらの水準点・三角点を元に国内の測量とかしているだろうに、どうするんだろうか。まぁ、抜いているのは山の中とか過疎地域が多いみたいだから、実質的な影響は無いのかもしれないけれど。

最初にも書いたけれど、例えば日本人なら「少しでも良いことが起きるように、縁起の良いことをしよう」という発想がまず浮かんで、「相手を呪ってやる」というようなことはもっと後になると思うんだけど、まずは「風水で日本を圧倒」なんて言うことを、大学教授が真面目に全国紙に寄稿して、それに国民が納得してしまうなんていう国って、なんだかなぁ。日本でも、富んでも発言をする教授も居るし、そう言うことを真面目に掲載する全国紙も有るけれど、それに対して結構国民というか読者は冷たい視線を送っているんだけど。

所で、「風水」というのは古代中国の思想ということなんだけど、結局は中国の手のひらの上で動かされていることに気がついていないんですね、あの国の人達は。もっとも「風水は古代朝鮮が生み出したもの」と言い出しても不思議は無いけれど(笑)。

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