2013年6月7日

タッチよりも、マウス・キーボード

PCWatch、山田祥平氏のコラムから、Haswellによる"2-in-1"が、今売り出し中のタッチI/Fよりもマウス・キーボードにステイするという話。"2-in-1"とは、タブレット形態とUltrabook形態の「二刀流」の意味のようですが、結局は事実上のビジネススタンダードになっているWindowsのマルチタスク、マルチウィンドー環境が使えれば、物理的なデバイスの形態はタブレットでも構わないんですよね。ただ、入力I/Fとしてタッチ以外のポインティングデバイスと、キーボードデバイスがあれば、Ultrabookの形状でなくても問題無い。

個人的には、例えばWindowsが動くMSのSurfaceがあれば、後は軽量薄型で打鍵感覚でストレスがそれほど溜まらない外付けキーボードがあれば、結構間に合いそうな気がする。後は、自宅用orヘビーなアプリ用として、デスクトップ型のPCが一台あればいいかな。結局は、キー入力の代替になりうるデバイスあるいは手法が生まれない限り、これまで続いてきたようにこれからも残るんですよね。「音声入力」は1つのアイデアかもしれないけれど、周りに他人がいる状態でぼそぼそ話しながら端末を使うというのちょっと頂けない。それに、音声では入れにくいデータってありますよね。例えば、エクセルのマクロとか。一般的な使い方に限定すれば、これまでのSWキーボードとかタッチI/Fだけでもそこそこ間に合うけれど、企業ユーザーとかちょっと使い込む人なんかは、まだまだ物理的キーボードの必要性が高いはず。

同様に、タッチのI/Fって初期のiPadとか位のサイズと解像度なら有効だけど、Retina Displayのような高精細画面になってくると、どうしても指だけでの操作には限界があります。タッチパッドが良いのか、マウスが良いのか、あるいはTrackPointが優位なのか、それぞれの好みもあるけれど、やっぱりポインティングデバイスは必要。その時に、携帯用キーボードを仮に持ち歩くとしたら、ポインティングデバイスもそこに内蔵されていて欲しいもの。わざわざ別にマウスを持ち有るのって、やっぱり面倒ですしね。

そんなことを考えると、ここで書かれているような「変形合体端末」ってこれからのトレンドになるんじゃ無いだろうか。個人的には、プライベートの外出の時には軽量のライトモードだけど、仕事で使うときには外付けI/Fも装備した外部アーマーを装着するとか、TPOに合わせて組みあせて使えるととってもハッピー。個人的には「バルキリータイプモバイル」と言うような、メカっぽいデジタルデバイスの登場が待ち遠しいところです。その時になっても、やっぱりマウスとキーボードは内部に変形して格納されているんだろうけど。

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