2013年6月7日

頑張って帰ってきて

最初、この話をニュースで読んだ時、どこか外国のツアーの話だと思ったんですが、日本のツアーの話なんですね。それを知って、結構驚きました。テレビでも少し詳しく説明していたけれど、ヒースロー空港の無作為セキュリティチェックで、この男性と、くだんの添乗員(女性)ともう一人同じツアーの女性客が選ばれたそうな。で、女性二人は先にチェックを通過して別ターミナルの搭乗口に移動したのだけれど、この男性側の方が中々通過せず、結局ゲートに到着した時にはドアクローズの後で間に合わなかったそうです。で、添乗員の女性は先に機内に入っていた、どうもその時点では男性が乗り遅れていることに気がつかず、機内アナウンスで乗り遅れた乗客の荷物を下ろしているという事を聞いて初めて認識したそうですね。で、ツアーの中の乗り遅れた男性と知り合いの人間から電話番号を聞いて電話をして、そこで、「もう間に合わないから、頑張って戻ってきて下さい」と言ったと言う事なんですが...

以下、それら記事などからの想像だけど、現地添乗員ではなく、同行添乗員付きツアーと言う事で、結構ハイクラスなツアーじゃ無いかと思うんですよね。特に、何度か海外旅行経験はあるけれど、英語は不得手なこの男性氏が、自分でホテルを手配して、しかも現地の案内ガイドを雇ったと言う事ですが、これって当然現地で自分で手配出来るとは思えないから、多分カード会社のコンシェルジェサービスを使ったんじゃ無いかと思うんですよね。まぁ、だからツアーもハイクラスのものじゃ無いかと思うわけですが。

で、そのクラスのツアーにしては、機内でツアー客の確認もしないような添乗員を配置するのってどうかと思うし、私は利用したことは無いけれど、ヒースローってそう言うことのよくある空港で有名らしいので、万が一にも備えて須藤スケジュールを組まなきゃいけないわけで、もしかしたら新人あるいは経験の少ないスタッフがアサインされたんじゃないだろうか。件の「頑張って帰ってきて」という言葉を、もし本当に言ったのだとしたらねこれってちょっと常識的にも有り得ない言葉だと思うんだけど。

私は、海外旅行で「ツアー」とか「パッケージ」というものを利用したことが無いので、何とも言えないけれど、やっぱり自分が分からない部分や不安のある部分を補って欲しいから、添乗員さんを信頼するし頼るわけで、その人に「頑張って」と言われてはちょっとどうしようも無いですよね。産経の記事では「阪急交通」と会社の名前がでているけれど、どうなるんだろうか。

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