2013年6月21日

2-in-1 or 1+α

今日から丸の内のKITTEで開催されるIntelのグローバルツアーのオープニングセレモニーの様子を伝える、ITmediaの記事。奇しくも、PCWatchの山田祥平氏のコラムも、このセレモニーの様子を伝える内容で、存在感を主張し始めたIntelの様子を好意的に評価する内容。個人的には、ウル虎のキャラクターとか、Popteenのアイドルとか、DJとか、あまり馴染まない気がするんだけど...

ここでは「2-in-1」という言い方で、現在主流になりつつあるUltrabookとより軽快なTabletを一台で提供する形が主張されてるみたいですけど、2-in-1というよりは、「1+α=x」みたいな方向性がこれからのゴールなんじゃ無いかと思うんだけど。つまり、自分のメインマシンとして一台主要デバイスが有り、それに必要なオプションやパッケージを追加したり組み合わせたりすることで、TPOに合わせた「My Device」が出来ていくようなイメージですかね。そのメインマシンは、多分当分はTabletとかスマホなんだろうけど、近い将来にはクラウド上の仮想マシンが自分のメインマシンになって、実際に使う手元のデバイスは、その仮想マシンを実世界に投影するだけの「化身」みたいな存在にしかならないかも。

Intelが自らを売り込むというのは、ちょっと違和感を感じるけれど、でも昔にもAMDとかライバルCPUメーカーが搭乗してくると、そう言うことをやっていたんですよね。「Intel Inside」なんか、まさにその為に生まれたようなキャッチコピーだと思うけれど。ただ、今回違うのは、CPUのライバルではなく、Intelを使うデバイスのライバルデバイスが登場してきたことが、再び自らを主張するこつ陽性を感じた理由何じゃ無いかと思います。iPadにしてもそうだし、Androidもそうだし。特に、iPhoneとAndroidに席巻されているスマホの世界は、Intelにとって忸怩たる物を感じているんじゃ無いだろうか。Windows Phoneがこれからシェアを拡大するというレポートも有るみたいだけど、Windows8の世界をどうあのサイズに埋め込むのか、結構無理がある気がします。

個人的には、もう30年近く関わってきたPCの時代の終わりが見えてきたことが、ちょっと悲しいけれど...

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