今回のOrlando WDW滞在で、夕食を摂る機会は2回(到着日は除く)。うち一回は利用してみたいと、出発前から思っていたのが、ここ"Shula's Steak House"。実は、Dolphinの予約をしてから、どんなレストランがあるのか探して偶然入っている事を発見しました。ShulaことDon Shulaと言えば、NFLファンは勿論、自分のような隠れ"Dolfan (Dolphins Fan)"に取っては神様のような、元Miami DolphinsのHead Coach。引退後は、ステーキハウスを始めたことは知っていましたか、そのお店がまさかここにあるとは調べてみるまで知りませんでした。
Dolphinのちょっと奥まった一角、正直見つけにくい場所に入り口があります。入ると、右側にカウンターコーナーがあり、こっちでは軽食とかドリンクだけという事も可能見たい。で、メインのフロアーは、古き良き時代のアメリカを彷彿させるような内装の結構広いホールに、テーブルが並んでいます。壁の上1/3から天井が白の漆喰(?)で、下側はダークブラウンのボードで統一されています。で、そのダークブラウンの壁や柱には、多分1960年から1970年代のMiami Dophins黄金時代の写真が、所狭しと飾られています。Shula氏のDolphinsでのHCは、1970年~1995年ですから、決して彼がDolphinsを強くしたわけでは無いけれど、でも黄金時代支えた偉大なコーチであることは間違いないですよね。それに、1970年代に日本でNFL放送が深夜されるようになって、それで自分のような世代はフットボールファンになりましたから、当時はMiamiの試合中心で必然的に彼のファンになるのも仕方なかった、かも。
お店に入ったのが18:00少し過ぎくらいでしょうか。まだ空席が有り、予約無しでもすんなり入れましたが、自分が出る19:30頃には、結構長い待ち行列が出来ていました。それだけ人気店なんでしょうね。で、席に案内されると、フードメニュー、ドリンクメニューと一緒に、こんなフットボールがどんと置かれます。ここには、お勧めの肉の種類、サイズ(重さ)がリストアップされていて、最小の12oz.のFilet Mignonから、48oz.のPorterhouseまで、何種類か記載されています。Filet Mignon以外は20oz.台ですが、お値段はどれも42~48ドル位で、肉食系の人にとってはありがたいかも。自分は兎に角最小サイズにし無いと食べきれないので、12oz.のFilet Mignonにしましたが、これでもルービックキューブ位の大きさの肉の塊ですからね。あと、前菜でロブスタービスクスープもオーダーしました。
最初にサワーブレッドが出てきたんですが、これが子供用のフットボール位の大きさで当然食べきれません。サワーブレッド自体苦手なんですが、このパンは蒸かし立てなのかフワフワしていて美味でした。続いて出てきたロブスタービスクスープですが、これはちょっとロブスターの風味が不足していてちょっと「???」な印象。不味くは無いのだけれど、物足りないというか。続けて出てきたのが、Filet Mignon。ルービックキューブの四角い形そのままで、ミディアムレアで焼かれて出てきました。勿論、お肉は美味しいんですが、周りのウェルダンの部分はちょっとパサパサして美味しくない。2oz.分位、そぎ落として残してしまいました。あと、肉だけでは物足りないかと思い、付け合わせでGrilled Asparagusを注文したんですが、20本位のアスパラガスがバルサミコ酢でまぶされて登場。3本食べるのがやっとでした。
総じて、悪くない印象でしたが、後でZagatで調べたら予想以上の高評価でビックリしました(Food:27, Decor:24, Service:25, Cost: $77)。Yelpでも、他の系列店が3.5の評価の中、このOrlando店は4の評価でしたから。ちょっと、他のお肉も食べてみないと分からないけれど、個人的には意外な評価です。店内は、高級感のある雰囲気ですが、場所柄短パンTシャツのお客さんや、子連れの家族もいるなど、結構カジュアルな雰囲気でした。そう言う点が、もしかしたらZagatやYelpの点数を上げているのだろうか。(続く...)
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