2013年5月31日

喧嘩になるのか?

PCWatch、山田祥平氏のコラムから、MSが先日日本でも発表したMS Surface ProがPC OEMメーカーに対しての「喧嘩を売る」事になるのか、という話。個人的に感じるイメージとしては、「Appleの真似っこ」という感じが強いんですよね。iPhone/iPadであれだけ成功できるのなら、すでにOS(=環境)ベースでその何倍ものマーケットを握っている「俺様」がそれなりのデバイスを売り出せば、その何割かを占めるだけでもAppleの何倍もの規模のビジネスが出来るんじゃ無いか、と。ただ、過去MSが出したデバイスで成功した物って、ほとんど記憶がありません。ずっと失敗していたけれど、やっと最近になって日本以外では受けているXboxが最初の成功例では無いだろうか。

Surface RTもSurface Proも、実物をまだよく見ていないけれど、1つ気になるのが、RTはARMだし、ProはWindows8といいつつも32bit版ということ。ノートブック/デスクトップPCでのWindows8は無印/Proどちらも64bitしか出していないのに対して、タブレットでは32bitというのが、何かちぐはぐに感じます。まぁ、今でも多くのアプリは32bit版も有り、それなら32/64どちらでも動作するんだろうけど、でもどんどんH/Wが進んでいって、寄り大きなメモリー空間とか必要になってきたら、必然的に64bitとか128bitなんていう世界も直ぐにやってくるだろうし。そこに、MSの割り切り感の中途半端さを感じてしまう。

コラムの中では、OEM側も負けじとSurface以上のものを出してくるだろうから、今後はユーザーメリットが大きくなると言う話を書いているけれど、個人的にはSurfaceに引きずられて、似て非なる物は出して欲しくないですよね。もっと違ったデザイン・機能・アイデアの「携帯デバイス」こそ、OEM各社から出して欲しい。

ところで、MSはWindows Phoneベースのスマホは出さないのだろうか。どうしてもWindowsとのしがらみを抱えるタブレットよりは、ある意味好きに出来るWindows Phoneの方が、H/W+S/W+OSという組合せが生きる気がするんだけど。

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