2013年5月1日

世界文化遺産登録

毎週の富士山ウォッチャー(笑)としては、実に嬉しいニュース。世界文化遺産登録を目指す「富士山」に対して、イコモスが登録勧告を出したと言う事で、ほぼ6月の世界遺産登録委員会での正式登録が決まったんですね。でも、同時に申請していた「鎌倉」は駄目だったみたいで、こちらは残念。ただ、富士山の方も「三保の松原」は除外するという条件付で、この部分をどう判断するかでしょうね。まぁ、地元としては観光資源として一括登録が望ましいだろうけど、三保の松原にこだわって、富士山(と、その周辺地域)の登録が無くなっても困るし。

富士山の構成要素には、富士五湖とか忍野八海等25の構成要素があって、三保の松原もその一つのようですが、個人的には三保の松原はちょっと無理があるだろうなと思うなぁ。確か、三保の松原からの富士山の姿は綺麗だし文字通り「絵になる」景色だけれど、それ以外の連携って感じられないし。例えば、三保の松原の中心に昔の富士山噴火で吹き出された巨石が有って、それが信仰対象になっている、とかいうなら物理的距離とは別に構成要素として認められたかもしれないけれど。もし、三保の松原がOKとなってしまったら、周辺の「富士見台」とか「富士見ヶ丘」みたいな場所まで手を上げるかも(笑)。

実は、静岡県人で毎週のように富士山を眺めているけれど、富士山って登山したことは無いんですよね。子ども頃に、3合目とか5合目位までは行ったことがあるんだろうけど、あくまで車で上れるところまで。一度くらいはという気持ちは有るけれど、やっぱり富士山は遠目で眺めている方がいいかな。

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