昨日は仕事でとある会社でミーティングが有ったんですが、そこで感心してしまうものに遭遇。モデルは違うかもしれませんが、こんな感じで超短焦点距離のプロジェクター。スクリーン代わりの白い壁際に置いてあるんですが、十分な輝度、サイズ、画像品質、そして一番驚くのがちゃんと端が真っ直ぐに移っていること。
プロジェクターというと、どうしてもある程度の距離を取らないと大きな画面で投影できないものという認識だったんですが、こういうスタイルのものが出来るとはビックリ。机の端っこに置いて使えるから、熱風も邪魔にならないし。まさに「必要は発明の母」から生まれた商品ですよね。こういうものに遭遇すると、ちょっとエンジニアの端くれとしては悔しい思いを感じてしまいます。
特に、この商品の場合、例えば画期的な発光素子だとかこれまでに無かった投射技術が生み出したというわけでは無く、純粋に光学系の経路をどの様に短くしてそれを角度を変えて正確に投射するかという、多分基本的な技術や手法の積み重ねから生まれたんだと思うんですよね。そう言うことって、単純な故に中々面倒でやりたがらないものなんだけど、やっぱり基本的な事の積み重ねの上に次の技術があるんだなと実感します。
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