最近タブレットで電子書籍を読む機会があり、以前はちょっと否定的な印象だったのが、結構いいかなと考えを変えつつあります。ただ、問題なのは「読みたい電子書籍が無い」ということ。以前と比べれば、電子書籍も豊富に準備されているんだけど、例えば昔読んだ漫画とか、自分の好きなテクノスリラー系って、それほど無いんですよね。昔から買い貯めた文庫本も手元に沢山あるんだけど、これを電子書籍に置き換えたいんですよね。「自炊」ということもあるんだろうけど、手間を考えるともう一度買い直した方が簡単だし。ただ、買い直す電子書籍が無い、と。
発行側としても、まずは新刊とか有名作者の作品という優先順位があるんだろうけど、何か良い方法で過去の書籍の電子化を進めてくれないだろうか。例えば、自炊する人に委託するとか、ね。NPOじゃないけれど、全国的に手分けして作業すれば、一気に電子化できて、そこからビジネスチャンスも広がる気がするんだけど。作業自体はボランティアでやって貰えれば、コスト的にも有利で再販できるだろうし。ボランティアには、何かクーポン制見たいな感じで、その電子化した書籍と+何冊かは無料で自分のデータとして使えるとか。登録制にして、全国的に実行したら、結構データとして蓄積されるんじゃ無いだろうか。単にPDF化するんじゃなくて、ツールとか事前に準備して、データフォーマット等も統一してね。
自分で買った文庫本は結構処分したけれど、それでもまだまだ沢山残っていて、これを何とかしたいですよね。やっぱり、自炊かなぁ... そう言えば、年内でNewsweekの紙媒体の発行が終了して、電子版のみ(US)になるわけですが、今は編集作業もオンライン・デジタル化されているわけだから、Web版(電子化)もそれほど手間は掛からないはず。そう言う時代の流れもあるわけだから、過去のデータ(紙書籍)の電子化作業も、並行して進めて欲しいなと節に思います。
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