2012年11月2日

WiMAXの将来

PCWatch、山田祥平氏のコラムから「WiMAXは無くなるの?」という、ややショッキングなタイトル。仕事のメインマシンであるThinkPad X201sは、WiMAX内蔵モデルで、これまで日々の仕事の時は勿論、USに出かけたときには現地のプロバイダーClearのWiMAXサービスを国内のUQ WiMAXの延長で無料で使えて、非常に重宝しているだけに、無くなってしまうのは正直困ります。ただ、現在のWiMAXの理論値よりも早いLTEサービスがぞくぞくと提供されるようになってきて、これまでの有意性がちょっと揺らいできたのは事実。それに、日本以外ではそれほどWiMAXが整備されていないのも事実。

コラムの中にも書かれていますが、先日発表されたWiMAX2では、TD-LTEとの互換性が示されてちょっと光明が見えてきた気がします。それに、USのClearもTD-LTEに向かいそうとコラムに書かれているので、まだまだUSでも利用出来そう。ただ、国内のLTEがFD-LTE(周波数分割復信)なのにたいして、WiMAX2が目指すのがTD-LTE(時分割復信)ということが気になりますが。実は、今回iPhone4Sを入手した目的の一つに、この子をWi-Fi APとして使うことで、WiMAX後も移動時のネット接続を確保することも考えていました。SIM Freeなので、海外に行っても定額データサービスを使えば、スピードは多少犠牲にしても常時接続が得られるし、アクセス手段を集約してシンプルにしておくのは何かと便利ですからね。

いずれにしても、より高速で、より高品質で、より安価で、より手軽なネットワーク接続の需要はますます高くなるのは確実で、世の中のシステムもその方向に向けて進んでいるので、また3年とか5年後くらいには何か大きな波が生まれそうな予感(期待?)が...

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