2012年7月27日

NRT-BOS (15) - 帰国 (2)

水平飛行に入り、ミールサービスのスタートです。このフライト最大の興味が、往路で感心した旧CO便であるNRT-EWRと旧UA便であるこのフライトでどの程度さがあるのかということ。配られたメニューリストの表記だけ見ると、NRT-EWRと同じように、前菜は「冷製アペタイザー」「季節のグリーンサラダ」。でも、「冷製アペタイザー」は飛び子の巻き寿司みたいな物で、以前のUAの枝豆とかいろいろ乗っていた物よりも寂しい感じ。

メインでは「ポークチョップグリル」「鶏胸肉のオッソブーコ風」「サンフランシスコ風チョッピーノ」「和食膳」というリスト。一瞬、往路の和食を思い出して和食にしようかと思ったんですが、タイトルが「和食膳」なので、昔のUAの奴だろうなと思い直して、聞き慣れない「チョッピーノ」にしてみました。結果的にこれが正解。和食膳はやっぱり和食膳で、流石に旧COと旧UAで統一するところまでは言っていないみたい。まぁ、向こうは国際線2-Classですからね。

出てきたのは、トマトスープに入ったメルルーサとエビ。量的には日本人の胃袋に丁度良いくらいの量。味も悪くなくて、これはサーモングリルなんかよりよっぽど良いかも。ちなみに、私の隣の男性がポークチョップを頼んでいたんですが、これも往路便と同じく太い骨が外に飛び出だ立派なポークチョップでした。肉のサイズは一回り小ぶりだったけれど。やっぱり洋食系は共通化しやすいんだろうなぁ。和食は、日本初なら調整出来るけれど、US発では量も限られているし難しいでしょうね。

この辺りでアルコールもほどよく入り、チーズとデザートはパスして寝ることに。何せ、13時間以上のフライトですから。途中ウトウトしながら、それでも目が覚めると日本到着まで4時間位のところ。日本時刻では朝の11:00過ぎ。で、日本の時刻に合わせてそろそろ起きることに。ギャレーの横にあるサンドイッチとスナックを貰ってきたんですが、このサンドイッチ、サルサソースを塗ったパンに厚めのチーズを挟んだ物でしたが、ソースが辛くて2口でギブアップ。クッキーをかじりながら、PCで写真の整理とかをしながら時間を潰しました。本当なら、新シートのB777だったから電源も取れたんですが、旧シートなので電源はEm-Power。こういう時に困っちゃいますよね、急な機材交換は。そうそう、帰国した翌日には、NRT-SINの時同様、「迷惑掛けてご免ねメール」が来て、ここでも15,000マイルを貰うことに。なんだかんだで、45,000マイルも貰ってしまいました。「これでUnited Clubの更新も楽々だな」と思ったんですが、今年からもうマイルで更新出来なくなっていることに後で気がつきましたorz

到着前の食事は「シリアル」と「スクランブルエッグ」の二種類。流石に、こっちでは「和食」は登場しませんね。まぁ、結果的にUAはUAからそれほど変わってなかったかなという印象。それはそれで良いんですけど、やっぱりコーヒーは何とかしてくれないだろうか。昔のTV-CMで「コーヒーを、お湯で割ったらアメリカン」というのがあったけれど、まさにその状態の味。

成田空港へは、A滑走路に北から進入・着陸したので、まだ速度もそれほど落ち無いうちに直ぐに誘導路に入り、そのまま南ウイングへ向かいます。最近では珍しい最短距離でのタクシングでした。で、ここまでは順調だったんですが、ゲートから入国審査場に入ると、これまで見たことも無いような待ち行列。日本時のゲートって、いつも並んでいても数名程度だったんですが、後の通路まで溢れるくらい並んでいます。これは初めての経験。それでも、日本人の審査はポンポン進んでいくので15分位で通過。ところが、今度は荷物がなかなか出てこない。普通は、あれくらい入国審査で並んでいたら、もう荷物が回っていてもおかしくないんだけど、さらに10分位待ってやっと最初の荷物が出始めました。でも、自分のキャリーバッグが出てきたのは、さらに10分位待ってから。何かあったんだろうか。さらに、そのキャリーバッグを見たら、TSAの鍵が無くなっている。orz 後で中身を確認したら、一度開けた後があったので、その時に無くしたんだろうけど、何だかなぁ... 最後に、プチトラブルが続いて、ちょっと残念な印象が残る今回の旅行でした。()

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