食感を伝えることが出来る遠隔ロボットを慶応のチームが開発したという記事。記事では詳しく触れられていないけれど、二つの技術が必要ですよね。一つは、ロボット側の触覚センサーで、もう一つは人側の触覚フィードバックデバイス。特に、フィードバックをどうしているのか興味があります。最悪、それがあれば「ホロデッキ」実現に近づくわけですし。
20年くらい前に、衛星から地上をスキャンして隠れた鉱物資源なんかを探査する「リモートセンシング」というのがちょっとブームになったけれど、これも離れたロボットの触感をリモートで感じる、文字通りの「リモートセンシング」になりそう。
問題は、リモートアクセスする以上どうしてもタイムラグが発生することでしょうね。例えば何か危険な作業をロボットにさせるとして、その兆候を関知しても、それが伝わりそれに対してアクションをとるまでのコンマ何秒の間にトラブルが起こってしまうかもしれないし。でも、生身の人間を送るコストよりも遥かに少ないコストでセンサーロボットを送ることが出来るだろうから、今後の探査作業には有効かも。
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