2012年7月14日

油断大敵

パソコン雑誌の編集者の方が、Apple IDをハックされた経緯を書かれた記事。フィッシングや成りすましでID/PWを盗まれたようでは無いとのことで、その原因(たまたま?)は最後まで分からずちょっと気持ち悪いんですが。ある意味、パソコンやネットの「プロ」と言っても良いパソコン雑誌編集者でも、こういうことがあるのだから、一般の人は尚更でしょうね。

テレビでオレオレ詐欺のニュースが放送されると、うちの母親などは毎回「なんでこんな詐欺に引っかかるか分からない」と言うんですけど、そう言う事を言っている人の方が実際には詐欺に引っかかっているんだそうな。何となく、自分は大丈夫という変な安心感が、トラブルや危機に対しての防御壁を薄く低くしてしまうんだろうな。今回のApple IDのケースも、例えばもっと頻繁にIDを変更するとか、必要なんでしょうね。

ただ、Apple IDもそうですけど、登録するときに自分のメルアドをIDとして登録させるサイトって結構多くて、これって自分のIDがばれてしまうと、芋づる式に不正アクセスされる危険性があるんですよね。私も、複数のメルアドを持っているので、適当に分散するようにしているんだけど、それでもどうしても慣れているIDとかよく使うIDに偏りが出てしまう物。PWを定期的に変更するにしても、何十というサイトにアクセスして変更しなきゃいけないから、これも大変。この辺り、もう少しスマートな仕組みに出来ないのかといつも感じるんですが...

まぁ、実社会でも、ぼーっとして歩いていると事故に遭ったりするのと同様に、ネットの中でも緊張感を持ってアクセスせよ、という事ですね、結局は。

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