2012年5月22日

透過型タッチパネル端末

docomoが来週から始まる「ワイヤレスジャパン」で展示する一つ、「透過型タッチパネル端末」。これ、良いですね。

個人的に、今のタッチパネルについて幾つか不満があるんですが、その一つが、「画面上に指・手を延ばしてタッチする動作で、画面が(指・手で)隠れてしまう」こと。これが、パソコン位の12"とか13"画面でもうざったく感じることもあるくらいですから、4"とか5"とかの携帯端末・スマホだと、半分以上は隠れてしまうでしょうね。だから、一つタッチする毎に、次の目標を探すために、指や手を画面上から動かさないといけなのが、非常に面倒。それが、裏側からポイント出来ると、本当にディスプレー上の情報を100%参照しながら操作出来ますから、非常に利便性が良さそう。さらに言えば、写真のように親指と中指から小指の4本の指で端末を保持出来るから、安定性も高くなるだろうし。今だと、片手で操作しようとすると親指しか使えませんからね。

また、Tablet位のサイズになっても、寄り自然な操作感が得られるんじゃ無いだろうか。例えば、iPad位のサイズのTabletになると、どうしても片手で保持しつつもう一方の手の指でタッチすることになるけれど、保持している手とは反対側の部分をタッチする時って、結構保持している手に力が掛かるんですよね。これが両手で保持しながら、裏側に指を伸ばして操作できるとなると、かなり安定して操作出来そう。

最近は液晶パネルやディスプレー関係では韓国メーカーの後塵を拝しているけれど、この透過型両面タッチディスプレーって、起死回生のキラーコンピテンシーになるんじゃ無いだろうか。もし自分が製品企画担当者だったら、このディスプレーを使った製品企画をやってみたいなぁ...

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