2012年5月13日

B787に搭乗してみた

この土曜日に所用で神戸に行く予定が入っていました。元々は、朝に自宅から出かける予定だったんですが、悪いことに気がついてしまいます。そう、5月は羽田-岡山で早朝便を除いて残りのフライトがB787で運航されていることに。ANA653便を使うと、朝の9:40羽田を出て10:55に岡山着。ここからJR岡山駅まで出るとお昼前になるので、そこから新幹線を使えば新神戸まで30分程なので十分間に合います。で、でもなぁ、もう予約は満席だろうと思ってダメ元で検索してみると、結構空席が。しかも、岡山便ってお値段安いんですね。新シートも見てみたいので、プレミアムクラスをその場で予約してしまいました。

朝、宿泊していた横浜から、羽田空港直通の京急を使って移動。急行では無いので途中停車駅が少し多いけれど、京急蒲田での乗換がない分便利だし時間的にもこっちの方が早いみたい。それに、京急蒲田ではスイッチバックして進行方向が逆になるのも、ちょっと面白い経験ですし。8:00前にチェックアウトをして、8:06分の羽田行きに乗ると、8:30過ぎには国内線ターミナルに到着。セキュリティゲートも空いていたので、すぐに通過して、そのままANAのLoungeで一息つくことにしました。いつものようにPCを開いてメールチェックをしましたが、話の種にとラウンジ内の席に設置されているコードレス充電のデモに参加してみました(笑)。コードレスと言っても、その充電用デバイスを接続しなきゃいけないから、本当の意味でのコードレスじゃないと思うんだけど...

一息ついたところでいよいよB787とご対面のために65番ゲートに移動。ゲート前の待合室にも、それほど人がいるわけではなくちょっと拍子抜け。実際搭乗してみると、プレミアムクラス12席のうち空席が3席ありましたし、エコノミーは半分ちょっと位の埋まり具合でしたし。で、B787を外から見た印象ですが、機体の大きさ的にはB767よりちょっと大きい感じのはずですが、それよりもぐっとスマートな感じ。また、やっぱり機首部分が印象的ですよね。B747/B777/B767/B737が、ちょっとツンとした感じの先頭部分の形状なのに、B787はツルリンとした印象。何となく、新幹線の0系車両を彷彿させる感じ。で、時間になり中に入りました。

機内のシート配置は、ちょっとゆったりした感じ。実際シートピッチだけみると一番広い(57インチ)なんですよね、B787の場合。また、後にシェルがついているタイプなので、前の座席でリクラインしてきても圧迫感が無いのは良いです。ただ、着席して座席のアームレストに内蔵されているコントローラーで画面操作をしてみようとしたら、これが動かない(タッチパネルなら問題無し)。さらに、天井のライトを点灯しようとスイッチを押しても点灯しないし... 自分だけかと思っていたら、隣の座席に座ったマニアっぽい男性も、なにやら動かないとCAさんに言っていたので、機内システムにトラブルがあったんだろうか。ざっと見ると、自分達のところ以外では特にモニターで何か見たり操作している人は見当たらなかったので、実は気がついていないだけなのかもしれないけれど。

出発は定刻通りにドアクローズになり、暫くしてプッシュバックが始まります。D滑走路に向けてタクシングを始めたんですが、この時点で機内がかなり静かなのを感じます。この後離陸してフライト中も、本当にエンジン音が気にならない静かさ。RRのエンジンが良いのか、B787の機体構造が良いのか分からないけれど、本当に耳栓無しで問題無いくらい(座席位置にもよるとは思いますが)。以前、ずっとB747を利用していて、初めてB777に搭乗したときに、その静粛性にびっくりしたけれど、今回はさらに静かで、これなら一度B787の国際線も体験してみたいなと思わせる位です。

で、岡山までは1時間弱のフライト。本当に近い。離陸して、ミールサービスが始まって、食べ終わったらもう着陸態勢に入っている感じです。この日は、名古屋上空と岡山空港着陸前にちょっと揺れましたが、B747やB777と比べても機体が安定している印象。B747/B777だと、乱気流に入って上下動すると、機体や内部の設備が、結構ガタガタ音がするんですが、このB787はそれがかなり少ない印象でした。短いフライトでしたが、やっぱり最新鋭機と言うこともあるし、それなりにこだわりのある機体なので非常に好印象でした。やっぱり今度はANAのシアトル線、予約しようかと本当に悩み出したくらいですから(笑)。

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