防衛・国交大臣の問責決議が参議院で可決。国交大臣の方は、こりゃ完全に「アウト」でしょうから、こっちは良いとして、防衛大臣については「弱い者いじめ」的雰囲気が強いので、まぁ勘弁すればと言う気持ち。で、与党参議院のドンは「こんな事で大臣の交替なんかしてられない」みたいな事を言ってましたが、でもそれを延々とやって日本の政治の停滞、ひいては経済の停滞を招いたのは、野党時代の自分たちですしね。もう、身から出た錆、そのもの。だから取って、いまの自民党や公明党の態度が良いとは思わないけれど、でも元々不毛なことを始めた民主党に少しは反省させると言う意味では必要なのかも。でも、来年の今頃に民主党が残っているかは疑問だけど...
結局はビジネスも同じだけど、非を認めて詫びるところは詫び、譲るところは譲るけれど、守るべきところは堅持するという、当たり前の事が出来てないと言うことなんでしょうね。以前「日本にも二大政党制を」と言って、いまの政権が設立したわけですが、どうも「二大政党制」とは二つの基盤が交互に政権を取り、その間は自分たちの好きなことをやる、と言うように誤解しているように感じるんですよね。勿論、自分たちの主義主張が受け入れられたから、日本の経営・運営方針がそう言う方向性に向くのは当然としても、その中でも対立勢力の意見もくみ入れて、相手方の要求も満足する努力をしないと、次の交替時期には敗れる可能性が高くなることも考えられるわけですからね。
「身から出た錆」「明日は我が身」「因果応報」なんて言葉が次々に浮かんでくる、ここのところの日本の政治ですね。
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