2012年3月19日

NRT-SIN (5) - 着陸直前の騒動

成田のUnited Club (ex-RCC)ですけど、いつの間にか「関取シリーズ」がこんな「錦鯉シリーズ」に様変わりしていました。まぁ、こっちの方がカラフルで明るいし、ラウンジの内装としては良いんじゃないでしょうか。 で、ラウンジでまずは白ワインを摂取したしたあと、ハイボールを薄めにして何倍かおかわりしながら、仕事のメールチェックをして時間をつぶします。私が入室した時は、まだ空いていたのが、夕方になるとどんどん到着便と出発便が揃ってきますから、この日もUnited Clubはかなりの混雑。この日は34番ゲートからの出発なんですが、暗くならないうちに搭乗機の写真を撮影しようと、少し早めにUnited Clubを退出して、ゲートに向かいました。
使用機材がB747と言うことは、事前にシートマップで分かっていたんですが、この「旧UAの新塗装機」というのも、今となっては何か懐かしい感じがします。この日は、到着が遅れたということで、搭乗開始も15分位遅くスタート。でも、定刻よりは早めにドアクローズとなり、暫くしてトーイングカートのプッシュバックがあり、機体が後ろに下がると時計回りに90度回って誘導路に出られる体制になりました。が、ここから動かない。そのまま暫く待機。実は、この間にうとうとしてしまい、ふっと目が覚めたらまだ同じ場所に止まっている。雨がこの頃結構強くなってきたからなのか、それともトラフィックコントロールが入ったのか分かりませんが、結局この後かなり誘導路に出る前に待機していて、実際にテイクオフしたのは、定刻よりも1時間近く後になってからでした。 この日は安定した飛行。ミールも、アジア便ながらカラー印刷のそれなりのメニューが出され、かつオーダーを聞きに来た男性CAに気を利かせて"1st choice is Chicken, 2nd choice is Salmon."と言うと、「いゃいゃ、もう2nd choiceは不要です。我々のポリシーが統合以降変わって、リクエストされた物をお出しします」なんて言うじゃないですか。まぁ、それなりの量を搭載しているんだろうけど...
 途中、Changi到着1時間くらい前から少し揺れたのですが、ほぼ定時に近い予定で空港に着けそう。到着20分位まえには、座席に戻ってシートベルトをするようにアナウンスがされたんですが、ここでトラブル発生。

シートベルト着用のサインが出て暫くすと、私の席の斜め後ろにあるトイレのドアをCAさんが「どんどんどん」と何度も叩いています。で、「着陸態勢に入ったから席に戻れ」と何度も繰り返して呼びかけています。ところが、中々入っている人が出ない物だから、とうとう前のキャビンから男性CAが来たり、CA数名でトイレのドアの前をカバーして、何度もドアを叩きながら、「戻ってください」と繰り返します。やっと中から男性が出てきたのは、もう後1分位で着陸するというような状態。この男性氏は私の席の後ろの人だったんですが、トイレから出てくるとすぐに席に座らされてシートベルトを締めさせると、男性CAは走って前に自分のジャンプシートに戻り、その他のCAさん達も走って自分の席に戻り、やっと座ったかと思ったら飛行機はタッチダウンしていました。

この後タキシングしてT3-A13番ゲートに到着してベルトのサインが消えると、私の後ろの「トイレ閉じこもりおじさん」は、すぐに立って再びトイレに入ろうとするんですが、CAさんがその前にロックしてしまったので使えず。体調が悪かったのか、何か理由があったのか知りませんが、結構はらはらどきどきする着陸でした。この後、トラブル無く入国して、T3に直結しているCrowne Plazaにチェックインしたのは、もう深夜の01:00過ぎでした。(続く...)

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