2012年3月28日

Foxconn+SHARP=???

昨日の夕方のニュースにはビックリしました。世界最大のEMSメーカー台湾の鴻海グループと業務・資本提携するというニュース。鴻海と言うよりも、Foxconnと言った方が有名ですよね。FoxconnがSHARPに出資して、9.9%の株式を保有して、筆頭株主になるという話。記事の中では、堺工場の60インチ以上の液晶パネルを先ず生かす話が書かれているけれど、Foxconnと言えばAppleのiPad/iPhoneの製造メーカー。新iPadのRetina Displayの供給元としては、Samsung、LGEに続いてSHARPも言われているだけに、「その関係も?」とちょっと勘ぐってしまう。

SHARPと言えば、特に液晶パネルで飛ぶ鳥を落とす勢いだったのが、その液晶パネルで業績悪化し、とうとう一社では限界があると言う事で、この提携にいたったようですが、正直寂しい気がしますね。まぁ、あの国とかあの国のメーカーではなく、台湾メーカーで良かったというきもあるけれど(をぃ)。

どこのメーカーとどのような形で提携するかというのは難しい問題だと思うけれど、ますますスケールメリット、グローバルメリットを持たない企業はビジネスが厳しくなりそうですね。会社の大小とか製品の内容とか、ケースバイケースだ戸は思うけれど、仮に中小企業であっても、少なくとも「グローバル化」はある程度考えて取引先の分散化等しないと、今後は生き残りは厳しそう。

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