2012年3月8日

Bye bye Butterfly...

ThinkPad 701c "Butterfly"の開発者の一人、John Karidis氏が5年間の闘病の後無くなったという記事。当時、ノートブックパソコンの価格は、けっこう下がってきていて、確か50万円位で買えた時代に、この701cは75万円もした代物。もっとも、ThinkPad 770Zとかだと100万円位したけど。で、最大の特徴は、なんと言ってもLCDを開くと左右に展開して完成する"Butterfly Keyboard"。Enter keyが台座の外に出るので、その強度が不足しているとけっこう当時のレビュー記事で叩かれたよなぁ...

701cは、確かディスプレーが10インチクラスで、そこにフルサイズキーボードを入れたいということでこのキーボードが誕生したわけですが、その後キーピッチを積めたキーボードとか誕生して、結局今ではディスプレーは横長になるし、サイズにしても12インチとか13インチが標準的になってきたので、こういうGimmickも要らなくなりましたね。

最近の製品だと、画面部分と本体とか、キーボードが分離して使える物とかもありますが、このButterflyのような「ドキドキ感」がちょっと足りない気もするなぁ。ノスタルジーからもしれないけれど。

合掌。

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