2012年3月1日

高分子・ガラス電池

IT MONOistの記事から、ガラスと樹脂で作った電池の話。素材系は全くの素人なので半分も理解出来ないけれど、今のLi-IO電池と同等以上の充放電特性を持ち、さらに長期利用(20年以上)、低コスト化可能と夢のような技術。個人的に気になるのは、物理的なサイズ。今の電池と比べて、例えば同じ容量でサイズが倍になってはちょっと実用的でないし。また、携帯なんかの高エネルギー密度のLi-IO電池と比べると、まだ改善が必要そう。ただ、記事にもあるように家庭用の充電装置に使うのには、かなり実用性がありそうですね。充電時間も早いから、日中でも充放電を繰り返すなどして、今のように昼間充電して夜使うみたいな単純な利用方法よりも効率的な運用が可能になりそう。

開発したイーメックスのサイトを見るとイオン・高分子アクチュエータとか、なかなか面白そうな技術を持っている会社ですね。日本のロボット技術に生かせば、精密作業が可能な組み立てロボットとか、より人の動きに近いロボット・義手みたいな技術に繋がりそう。こういう独自技術を持った会社に、時々こういった記事を通してであうわけですが、いつもわくわく感を感じて、日本もまだまだ捨てたもんじゃないと元気づけられます。

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