2012年1月10日

CES2012 - ThinkPad X1 Hybrid

もう一つCES2012ネタ、WindowsとAndroid両刀遣いのThinkPad X1 Hybrid。どうやってAndroidを組み込んでいるのかと思ったら、PCI Express Mini-cardに作り込まれているんですね。携帯とか音楽プレーヤーにも組み込まれているシステムなわけだから、これくらいのサイズに作り込むのも難しくはないんだろうな。ただ、Windowsから見たら1 Optionとなるこのデバイスをどのように独立したシステムとしてシステムリソースにアクセスさせているのか、それがちょっと気になったりしますが。Androidが起動している間は、Windows部分はSuspendしているとのことですが、その間にもPCIをサポートするChipset回りは動いていないと、画面表示もキーボード等の周辺装置も利用出来ないし。バッテリー消費という意味では、それ程良好というわけではないような気もします。

このAndroid部分、Windows7のXP Modeのように、Android Modeみたいな形でWindows7上に起動されて使用できないだろうか。また、PCI Expressだけでなく、USBとかSDメモリーとか、外部I/Fに刺さるデバイスにCPU/Memory毎小型システム化されるようなものにしておき、それぞれに個別に専門の機能を入れておいて、TPOに応じて指し分けて使い分けるような。そうそう、Appleから"iPad Card"なんて出してくれないだろうか... WindowsとiPad(iOS)を切り替えて使えるようなシステムが有ったら、人気になりそうな。いゃ、そんなシステムが登場したら、結局ユーザーの殆どはiPad側しか使わなくなるから、宝の持ち腐れになりそう(笑)。

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